暇がイヤな人の気持ちが分からない

早期退職、セミリタイア系のブログをブログを見ているとよく出てくる話題に「退職するとすることがなくて暇にならないか」というのがあります。私はこの質問の意味がさっぱり分かりません。

なぜなら、

 

「暇になりたくて早期退職するんじゃないの?」

 

と思っているから。

だって、「暇」って素晴らしいことじゃないですか。

なんにもすることがないなら、その場で思いついたことをやれば良いんです。何も思いつかないなら、何かが思いつくまでじっとしてればいい。

「暇」なときって、ある意味一番頭を使ってると思います。あれこれ考えて、色々想像(妄想?)して、様々なことに思いを巡らせていますから。

忙しいときって目の前のことしか考えてないですよね。忙しい時に将来の心配なんてしませんよね。ブラックホールの中のことなんて想像しませんよね?モノが滞りなく動く原理なんて考えもしませんよね?それって本当に頭使ってるんですかね?

 

人からあーだこーだ言われて動かされるのはものすごく嫌いです。

人に頼むのもあれこれ気を使うので、いっそ自分でやってしまったほうが早いのではないかと考えてしまうくらいなので、人を動かすのはもっと苦手です。

 

そんなことに心を砕くくらいなら、 雲の形が変わりゆくのを眺めながら風の流れを想像している方が楽しいです。

歯車が複雑にかみ合わさった模型の動きを追いかけてる方が遥かに有意義だと思うのです。

社会人になってから、一瞬しか見つめることの出来なくなった世の中の動きを、有り余る「暇」な時間を注ぎ込んで一部始終を眺めていたいです。

 

書いていて、まるっきり小学生の意見のように思えてきましたが…