ふと思い出したのですが、同じ部署の7つほど年上の先輩の友人が、5年ほど前(ややこしい話ですみません)にこんな相談をしてきたそうです。
「会社が早期退職者を募っていて、割増してくれる退職金と合わせるともう働かなくても食ってけるだけの貯金があるのでこの機に辞めようかなと思う」
7つ上の先輩の5年前の話なので、私が早期退職を考えている年齢と似てきます。
先輩がどう答えたのかは覚えていないですが、しばらく部内で「そんなに早くやめても暇で嫌になるんじゃないか」とか「そんな貯金があるとは羨ましい」とか話題になったのを覚えています。
その頃の私は、まだそれほど仕事が嫌でなかったのか、はたまた会社が早期に環境の改善をしてくれると信じていたのか、特に深い感想を持たず、聞き流していました。
今思えば、この時にもっと真剣に話を聞いておくべきでしたね。
といっても先輩の友人という人は全く知らない人なので(おまけに住所も遠い)取材に行くわけにもいきませんが。
しかし、自分も早期退職を考えるようになってつくづく思いました。
やはり40代半ばを境に、人はくたびれ果てて仕事に情熱を失ってしまうものでしょうか…