おち房の愛車遍歴 その2
昨日の続きです。
思いの外 ☆ を頂いてしまいまして、ありがとうございます。
そんなこんなで3台目の車を迎えることになりました。今度は、同じ三菱のCOLT Plus。
ひょっとすると、知らない人もいるのではないでしょうか。それくらい地味な車でした。
一回り小さいCOLTの方が知名度があるかもしれません。
COLT Plus、地味でしたがいい車でした。
静かで揺れも少なく、よく加速し、ラフに運転しても15Km/Lはコンスタントに叩き出す高燃費。
おまけに車格に似合わぬ豪華装備で、リアハッチは電動でした。それなのに価格は160万円くらいだったと思います。
おそらく、リコール隠し問題で大もめにもめた後だったので、かなりの特価となっていたのでしょう。
欠点といえば、ウィンカーのカチカチ音が助手席のグローブボックス辺りから聞こえてきたくらいでしょうか。ウィンカーリレーの位置が一般的な車と全然違ったようです。
とてもいい車でしたが・・・すっかりヨンクスキーになっていた私には少し物足りない車でもありました。
車軸懸架特有の、凹凸を乗り越える時の派手な横揺れや、重くて大きいタイヤがバタバタと暴れる衝撃が恋しくて仕方なくなってしまったのです。
(この感想は、おそらく一般的には理解いただけないことだとは思います・・・)
やがて祖母は更に身体が弱ってしまい、特別養護老人ホームに入居することになってしまいました。
残念ながらもう祖母を車に乗せる事が出来なくなってしまったのですが、その頃からどうしても我慢できなくなり、車を買い換えることにしました。
COLT Plusの乗車年数はわずか5年でした。
そして今の車になります。
今の時代、クロスカントリー風のヨンクは非常に限られます。
三菱のパジェロ、トヨタのランドクルーザー、FJクルーザー、RUSH、スズキのジムニーくらいしか無かったと思います。
私が選んだ車は、トヨタのRUSHでした。
ランクルやFJは大きすぎてガレージに入らず、選択肢に乗りませんでした。
祖母を乗せることがなくなっても、大人4人乗車が必要だったので、2ドアのショートボディや軽自動車のジムニーは難しいかなと思い、選択肢から外しました。
まあ消去法だったわけです(汗)。
今や三菱の代名詞だったパジェロも国内販売は終了し、RUSHも直ぐにカタログから消えました。
小型クロカンヨンクはスズキのジムニー(及びジムニーワイド)のみとなってしまいました。
RUSHは…いい車です。あくまで私基準でのお話しですが。
小さめの車体ですが、4ドアなので後部座席も乗り降りが楽です。
縦置きエンジンのため、ボンネットが短く、見通しが良いです。
車軸懸架のヨンクらしい味もあります(車軸懸架は後輪だけ)。
ローギアードこそ無いものの、センターデフの直結モードがあるので、いざという時の踏破力もあります。
そして、気をつけた運転をすれば14Km/L台の燃費も出せます。
きっと、多分、大切に長く乗り続けようと思います。もう次がない車なので。