フラッシュバック

今日、課長と部長がなにやら立ち話をしていました。聞くともなしに聞いてみるに、あと数年以内で誰が定年退職するかを調べているようでした。

来週、中途採用組が大量入社する予定がありまして、多分そのカラミででしょう。

 

外部から引き抜いた者をいきなり上に据えるんじゃなくて、下の者を上げればいいのに等とボソボソと言っておりました。

残念ながらその話題に異議を挟み込む気にはなれませんでした。が、一言だけ言わせていただきたい。

 それ、残業時間にする会話?

休憩時間にでもやってればよくね?ただの愚痴っすよね?

 

あと、数年以内に退職希望の者があなた達のすぐ目の前にもいますよー。定年には遥かに届きませんがすっかりやる気をなくした社員がいますよー。と、言いたいけどこれは黙って飲み込みました。

今更慌てて管理職の席をくれても無駄だかんね。そんなものよりもっと強い権力を、私は手中に収めつつあるんだ。財力という名のな!!

いや、誰もくれないでしょうけどね…

 

社長の親族、あるいは旧友、あるいはお気に入りでないと出世出来ないのは弊社の常識です。

ハナから出世できるとは思っていませんでしたが、制度をひっくり返してまで昇級試験を落とされるほど嫌われているとは思わなかったぜ!

…今のは冗談ですが、その席で文句を言ったことが今に響いてるだろうなとは薄々感じています。実際、しばらくは完全にふてくされた態度をとっていましたから。

 

ただねえ、収入にも退職金にも、それこそ今後の昇進にも関わってくることを、たった一回の説明会で無かったことにされて、黙ってられる人なんています?

こっちは半年かけて、仕事の合間を縫って、出張先のホテルでまでテキストを持ち込んで勉強して、やっと試験にパスしたのに。

世の中は、ルールを作れる人間が圧倒的に強いんですよ。いつまでも会社に使われることを考えてちゃダメですよ。本当に。

 

 

長々と愚痴を聞いていただき、ありがとうございました。

ホント、何かの拍子にフラッシュバックのように思い出すんです。これからも時々愚痴るかもしれませんが、その時は生暖かく見過ごしてやってください。