深淵を覗き込んでみた
慌ただしく一週間が終わりました。3週間ぶりの5連勤でしたが、忙しすぎて疲れたと感じる暇がありませんでした。
困ったことに、来週以降さらに忙しくなります。もう、出張が目白押しです。11月以降も出荷、工事が続きますし、上手く捌き切れるのか、今更ながら心配になってきました。
新人君はプログラミングの腕はそこそこあるようで、教えることがあまり無いのが嬉しい誤算です。
この調子で来年中に各種書類の書き方をマスターしてくれれば、そして再来年には一通りの業務を熟せるようになってくれれば、私は思い残すことなくこの会社を巣立っていくことができそうです。
ごめんな、苦労ばかりかけるな。けど私もね、入社3年目までは毎年上司と部署名が変わったんだよ。仕事は何一つ変わらなかったけど。
上司が仕事を覚える前に変わるもんだから、自分でどうにかするしかなかったんだ・・・
今の部長と反りが合わない理由も、そのあたりにあるのかもしれない。
私と新人君を除く同僚と部長は全員、私が入社した当時から同一部内で同じ仕事をしていました。
そして部や課の統廃合などを経て、私と(当時はまだいた)先輩がその部署に配属になりました。ハナから外様だったわけです。おまけにその部は全員が同じ高校出身だったそうで。
仕事の系統が同じということで纏められてしまいましたが、仕事の内容は異なります。
部長から見れば、こちらをどう扱えば良いのか分からなかったのでしょう。そして私は今までの癖で、あまり相談もせず勝手に仕事を進めます。
まあ、心象よろしくないのは当然っちゃあ当然ですかね。
ハンコさえ押してくれればいいよという態度に見えたかもしれません。そこまであからさまな事を考えていたわけではないですが。
そして先輩が異動になり、私一人が残されました。私の代わりに仕事をしてくれる人はいません。
極端なことを言うと、相談する意味があるの?という状態です。どうせ私がしなきゃならんのでしょ?と。
そういう捨て鉢な態度が端々に出ていたのでしょうか。結果として今の、ほぼ冷戦状態にまでなりました。
いつか新人君にも言っておかないと。苦しくなったら辞めてもいいからな。と。
私が入社してから、同校出身の新人君が入ってくるまで、実に25年間の空白があるのです。今回はたまたまで、もう自分たちの母校から採る気なんかないんだよ。
後輩の採用を盾に取るような態度を見せられても、気にしなくていいからな。と。
ああ、もう少し気が晴れるような明るいことを書こうと思っていたのですが、真逆の湿っぽい愚痴になってしまいました。
それでは今日のところはごきげんよう。