不労所得って必須?
タイトルのとおりなのですが、セミリタイア、あるいは早期退職する場合、不労所得って必ず要るものものなんでしょうか?
そりゃあ配偶者や子供がいて、資産を一切減らしたくないのならば必須かもしれませんが。
私の場合、死ぬ時にちょうど素寒貧ならそれでいい、寧ろそのほうが、仮にあとに遺された家族がいてしまった時はごちゃごちゃしなくて良いのではなどと思ってしまいます。
とは言うものの、寿命が尽きた時にちょうど一文無しなんて、そんな奇跡的な偶然を狙えるわけもなく。もし実現したなら、逆に金が尽きたのでくたばった。となってしまうのがオチでしょう。
さすがにそれは嫌なので、少しは余裕を見ておきたいところです。
だからといって、じゃあその余裕をどれだけ見ておけば安心か?というところですが、そんなもの、誰にも分かる訳がありません。
思わぬ病気で早世するかもしれませんし、なかなか死ねずに介護費用が嵩むかもしれません。
結局、石橋を叩いて叩いて叩きまくると、定年まで働くしかないのかな・・・となるので、早期退職を目指す人は少ないのでしょうね。
しかし、こう言うと何ですが、私は早期退職をしたいわけです。金の不安はあれど、贅沢な暮らしへのあこがれもあれど、それを上回るまでに仕事が嫌でいやでイヤなので、早期退職という道を選ぼうとしているわけです。
となると、行く先の不安を少しでも和らげるためには不労所得の確保が必要なのかなと、そういう結論に達してしまいました。
とは言ってもですね、当座の生活資金以外の全てを資産運用に回せるほど、私はリスクの許容も出来ません。
5,000万円が一夜にして溶けてなくなるとは思いませんが、1割減るだけで心臓がバクバクして眠れない夜が続きそうです。
結局は資産運用に回すための余裕資金をどうにか作る必要がありそうです。
そう考えると果たして5,000万円で足りるのか?と、まだ手にしてもいない資産高に少し不安を覚えます。