軽バンの乗り心地は如何程
以前、このような妄想記事を書いたことがありました。
先日使用した社用車が車格こそ違えど、軽バン同様にエンジンがフロントシート下付近に搭載された、日産キャラバンでした。
そこで乗ってみて感じた違和感と言うか、ボンネットにエンジンを積む乗用車とは明らかに違う点を感じたので纏めてみます。
まず最初に、足元が非常に窮屈であること。
シートはスライドしますが、シート下に脚が入りません。そこにエンジンやら何やらが収まっているからです。シートを後ろに引けば引くほど脚を投げ出さざるを得なくなります。
だからといって前に詰めると、今度はステアリングシャフトが床下に向かって伸びているため、非常に窮屈です。
エンジンもタイヤもほぼ真下にあるのだから、よく考えれば当たり前の構造なのですが、「そうか、そうだよな…」とちょっとため息をついてしまいました。
続いて、車高がかなり高い。
トラックに近い感じで、運転席までヨイショと登る感じになります。
まあこれも前席のほぼ真下にタイヤがあるのですから当然といえば当然です。
ただ、アトレーワゴンやエブリィワゴンはタイヤが小さいため、さほど影響はないかもしれません。
そして、これは軽バンには当てはまらないかもしれませんが、エンジン音がやたら大きい。
室内で聞こえる音ではなく、車外で聞こえるエンジン音がです。
早朝に出発したので、近所迷惑にならないかちょっと心配しました。商用車なので、あまり騒音は気にしていないのかもしれません。
つまり乗用車並みのクオリティを求めていると、失敗したと感じるかもしれないということです。
とは言うものの、キャラバンは完全に商用車。しかも人よりも大量の荷物を積むことに特化した車両です。対してアトレーワゴンやエブリィワゴンは、あくまで商用車をベースに作成した乗用車。構造的なところは別としても、クオリティはずっと上かもしれません。
いずれにせよ、本当に乗り換える時はじっくり試乗してみるべきというお話しでした。