無駄遣いをしてしまったかも
母親にせがまれて、デパートまでお出かけしてきました。北海道物産展が行われているということで、それを見たかったそうです。
まあ、所詮田舎の小さなデパートの催し物ですから、規模も小さいですが、小さいながらもそれなりの出店があり、海産物を始め、色々なお菓子、肉料理、これって北海道関係あるの!?というようなものまで色々ありました。
母はお目当てのモノを見つけてホクホク顔でした。
私は…こういう場所には魔物が潜んでいますね。周囲の雰囲気にも吊られて、うっかり買ってしまいました。
鮭とば。180g入り。1,890円也。
前々から興味があったのです。
ただ、1袋の内容量がやたら多いし、非常に硬いという以外何も知らないし、もし買ってみて口に合わなかったらもったいなさすぎると思ってずっと買わずにいたのです。
これでも大概多いように思ったのですが…お店のおっちゃんが「柔らかいものより絶対こっちの方が美味しいよ」「多分また買たくなるよ」とまあ、まんまと乗せられてしまいました。
(確かに、ソフト系ではなく昔ながらのカッチカチのやつが欲しかったのですが)
もうこれで当分は、お酒のアテ系は何も買わないようにしないといけませんね。
で、味についてですが、
その日のうちに早速、細いところをそのまま齧ってみました(酒は無し)
適度な塩分と甘みと、凝縮した鮭の旨味が相まって、なかなか美味しいです。カッチカチなので、スルメのようにしゃぶりながら少しずつ齧っていくのが良いです。
もう一つ、骨も皮もついている部分をトースターで少し炙って、晩御飯のおかずに食べてみたのですが、ご飯のおかずとするには少し薄味でパッとしないかなという感じです。
しかし、骨のコリコリした食感、身の噛みしめると少しずつホロホロ崩れていく食感、そして皮の、噛みしめるほどに旨味が染み出してくる感覚など、色々な食感を楽しめます。
食感のアクセントとして料理に混ぜてみるのもいいかもしれません。
今は適当な長さに切って、タッパーに詰めて冷凍庫で保存しています。
元々はアイヌ民族の人たちの冬の間の保存食だったらしいので、こうしておけば大抵保つでしょう。
今から、大晦日の夜にお酒をちびちび飲みながら齧るのを楽しみにしています。
今回はまるっきり早期退職ともお金とも関係のないお話でした。