「仕事を忘れたい」の意味が見えた気がします

三連休も終盤に近づいてきました。

昨日の夜の気楽さとは打って変わって、今は少し気分が落ち込みつつあります(苦笑)

 

早期退職を目指している理由は人によっては転職を考えていたり、海外移住を考えていたりと様々だと思います。

私は何度かブログの記事にしていますが、一番の理由は職場のストレスに耐えられなくなってきたからです。

ストレスの原因は様々です。

一度合格した昇格試験を、人事制度の変更とやらで一方的に無かったことにされてしまったとか、上司との反りが合わなくなってきたとか、残業が多くてツラいなど、ツラツラと書いてきました。

これらも間違いではなく、複数ある要因の一つ々々だと思うのですが、もっと大きい要因があるような気が、最近してきました。

 

弊社の仕事は設備機器の製造販売をしています。そのため顧客は様々な分野に及びます。

消費者と直接結びついているメーカーもあれば、そういうところに卸す製品を製造しているメーカーなどもあります。

そしてテレビを見ていると、CM等で顧客の名前が頻繁に出てきます。

それどころか、街中を走っていても顧客の名前の看板を目にしたり、そもそも設備を納品している工場の前を通ったりします。

これが、結構なストレスになります…

 

一番つらいのが新幹線車内の電光掲示板だったりします。なんで車内広告なんか出すんでしょうか。ただでさえ仕事で乗ることが多いのに。。。

 

若い頃はそれこそ「ここにうちの機械が入ってるんだぞ!」とか「これはうちの装置の仕事なんだぞ!」等と自慢気に人に伝える余裕もあったのですが、徐々に顧客数が増え、責任が伴うようになってくると、そんな余裕が無くなってきました。

顧客の名前を見ただけで仕事の時のことを思い出してしまい、その中でもキツかった事ばかりが脳裏に蘇ります。

そしてこの先、こんな問題が起きたりしないか等まで連想してしまい、酷いときにはそれだけで胃が痛くなってきます。

私がTVを見なくなってきたのは、この影響もあるかもしれません。

 

もっと間近で顧客と接している営業職の人たちは凄いなあと思いますよ、本当に。私だと一年保たないかもしれません。

 

こうして一年近くブログを続けながら色々と考えを巡らせて、一番自分がストレスを感じている、だからこそすぐに文章に出来なかった(書くためにも思い出す必要があるから)ことが少し見えてきた気がします。

 

案外私は、目の前の作業にだけ没頭できる仕事なら、早期退職なんて考えなかったのかもしれません。

しかし芸術家以外にそんな仕事があるのでしょうか?