安定の定期預金

ここ2日ほど、日経平均東証REIT指数は急反発で少し値を戻しました。

しかし新型コロナを含む世界情勢に目立った変化はなく、欧米の市場から溢れた資金が(コロナ被害が)比較的マシな日本に流れ込んでるだけというウワサもあります。

要するにまだまだいつどうなるか分からないわけです。

 

株やREITは元本保証の商品でもないので、元本割れしたところでどうしようもありません。10年単位で待てるなら問題ないかもしれませんが、もし私がいま時点で60歳だとしたら、「10年も待ってられるかよ!」となっていたでしょう。余命との競争になってきてしまいます。

それを考えると、銀行の定期預金というのも存外捨てたものではないなと思えてきました。

 

今、比較的年利の良い定期預金に預けているお金は、総額で1,400万円ほどです。

大半の9,999,999円が、地元の信用金庫のネット定期(年利0.2% 3年満期)。

残りはSBI銀行の円プレーオフ(年利0.2〜0.1%)と、同銀行の定期預金(年利0.2% 1年満期)です。

プレーオフは、つい先日1口(100万円)が1年で満期になりました。利息は1,843円でした。

 

デイトレードやFXで稼いでいる方たちからは「100万円を1年も預けておいてたった 1,800円か」と思われそうですが、預けっぱなしで、元本割れの心配もなくこれですから。

よく「いくらいくらを年利5%で運用できれば10年後にはいくらいくらに」と言ったこともよく見かけますが、黙って見ているだけでそんな上手く行くわけ無いですし、今回のようなことがあれば元本割れの危険さえあります。

 

別にそういった運用をダメだと言うつもりは毛頭ありませんが、「不意にお金が必要になった!けど今株を売るのは損だ!」というタイミングは、今に限らず今後もあると思います。

10年以上先に使う予定のお金なら、どこかタイミングの良い時に換金出来るかもしれませんが、喫緊の生活費まで投資に回すのは、私は怖くて真似できそうにありません。

 

因みに、今年中に満期が来る(筈)の円プレーオフとSBIの定期預金の利息を合わせると、大凡5,800円くらいになる見込みです。

ガソリン給油一回分以上にはなりますね。

 

※ SBI銀行の定期預金はキャンペーン期間が終了し、現在は通常の年利0.02%に戻っています。