貧乏キャラ

随分昔に見た、ドキュメンタリー風のTV番組を思い出しました。

とある老人がパンか何かを万引きし、あっという間に店主に捕まえられました。

身なりも悪く、やせ細っていたため乞食か何かと思われていましたが、警察で取り調べを受けたところ、なんと300万円もの大金を持っていたとのこと。

なぜそんな大金を持ってるのに万引きなんかしたんだと問い詰めたところ「これは使こたらアカン銭ですのや」と言い訳。

もう少し理由を聞き出すと、日雇い仕事でコツコツ貯めたお金が300万円になったばかりで、そのお金を崩すのが惜しく、何も買えなかった。

 

なんか、物凄く分かる気がします(笑)

 

私も、去年貯めた黒字分(目標積立以上に増えたお金)は使いたくないですから。

元々バイクは退職までに買うと、初期の段階で計画していたので潔く支払いましたが、それ以外の今年の買い物は基本的に今年の積立以外の黒字額から捻出するつもりです。

そんなわけなので、貯金は増えても使えるお金が一向に増えません。

特に1〜2月は物凄く不安でした。急な出費があっても対応できるだけのお金がありません。

4月の給料が入れば4万円くらいになる予定なので、どうにか一息つけそうです。

けど5万円とか、10万円とか、切りのいい数字を越えるとまた使いたくなくなってしまいそうですが。

 

 

因みに300万円を溜め込んでいたご老人、釈放された後にインタビューを受けたようで、

「カネを貯めるコツはただ一つ、使わんことです!」

と力強く答えたとかいないとか。