プロ野球の、監督気取りの素人みたいな
最近、職場でふと思うことがあります。
「自分から『辞める』と言い出さない限り、他の人はいつまでも私がここに居ると思ってるんだなぁ」と。
まあ、当たり前のことなのですが。
何故こんなことを思ったかと言うと、仕事の合間や休憩時間に雑談していると、「数年後どうするか」とか「次はいつ新入社員が入ってくるか」という話が時々出てくるわけです。
…無論、まだ誰にも退職計画は言ってませんので、誰一人知りません。なので同僚が言う「数年後」には当然私も含まれており、時々話を振られたりします。
そんな時に私は「いなくなった後の話なんかされてもなぁ」と一人思ってしまうわけです。
まあまだ50手前なわけですから、退職されるなどと考えていなくて当然なのかもしれません。転職には遅すぎる年齢。
脱サラして何かを始めるとかでない限り珍しいことでしょう。しかも私はそんな夢を語ったこともないし、実家が何か商売をしていると言ったこともない。
ましてや、社内には早期リタイアやセミリタイアを考えている人間はあまりいないように思います。
しかし来年の退職を計画している私としては「なんで無条件に定年まで居ると思えるのか?」と、思ってしまいます。
経営者でもないのに、ましてやそういう会議の場でもないのに、そんな先のことを心配してどうするの?
ひょっとしたらその頃には、あなた自身がここには居ないかもしれないんですよ?
・・・これはちょっと悟りすぎでしょうかねえ。
当の本人もそれほど真剣には考えていなくて、雑談のつもりだったのかもしれません。
ただ、「ひょっとして自分が社長にでもなるつもりなのかな?」と思ってしまうような言動が多い人で、なんか別の意味でちょっと心配になります。
まあ、私が思い悩むことではないのですが。