気の向くままに

約一ヶ月ぶりと言いますか、納車日以来jほぼ初めてとなる、「ツーリング」と言っていいツーリングにクロスカブで行ってきました。

とは言っても人が集まりそうな道の駅やコンビニは避けるなど、あくまで三密を回避し新型コロナを警戒した、新しい生活様式に沿ったツーリングです。

というわけで若干の不自由さはありましたが、そうは言っても楽しいひとときでした。やっぱりツーリングは格別です。

 

スーパーカブなんてただのビジネスバイクじゃないか。そんなもので走って楽しい訳無いだろ」と思われる方もおられるかと思いますが、まあツーリングに何を重視するかで変わってきます。

峠を攻め、ひたすら快走したい方には全く理解されないでしょう。

しかし気楽に好きな道を散策したい向きには、軽量で静粛性に優れるスーパーカブは最適です。

流れの速い幹線道路だけはちょっと辛いですが、代わりに低速でも安定して走れるので、路地裏や細い道の散策なんか本当にお手の物です。

エンジン音や排気音も静かなので、あまり近隣住民の目を気にしなくてすみます。

 

まあ私の場合は気がつくと砂や落ち葉が大量に積もった山道に入り込んでしまっているのですが。そのため、スーパーカブよりは荒れ道に強いであろうクロスカブを選んだのですが。

今回も、いつズルっと滑ってコケても不思議が無いような、多分車なんか通ってないだろうという感じの道に迷い込んでしまいました。

そもそも納車5時間後には林道に足を踏み入れようとしていたのですから、いつか迷い込んでしまうのは必然です(自慢すべきことではないですが)

 

けどですね、そういう、車もめったに通らないような非日常的な道に躊躇なく踏み込めることが、私にとって最大の魅力なのです。

この道は一体どこに繋がっているのだろうと思いながら走り続け、思いもよらない眺望の良い場所に出くわし、予想だにしなかった道に突然現れる。

それが楽しくて仕方がないのです。

だから、大排気量大出力の大型バイクよりは、こういった小型のバイクのほうが適していると思うのです。

 

まあ、大型バイクは大型バイクで、憧れもあるのですけどね。

いつかお金に余裕が出来たら、免許を取って乗ってみたいなと思っています(買うのは無理でしょうが)。