毎月、給料を受け取る毎に、表計算ソフトに収入や支出、積立額などを付けています。
そして最近、同じように記載していてふと疑問に思ったのですが、どうして去年の初頭、早期退職計画を立てたばかりの頃はあんなにもお金がたまらなかったのでしょうか。
残業時間で言えば、上限が決められた今のほうがずっと少ないです。
去年は30時間を下回ることなんて無く、50時間オーバーなんてことも珍しくはありませんでした。なのに、特に去年の前半は、本当にお金が貯まっている気分がしませんでした。
というわけで少し過去を振り返って、本当にお金が貯まっていなかったのか、チェックしてみました。
去年の2月と、今年の5月(先月)を比べてみます。
まず目標積立ですが、当時も今も変わらず、15万円/月です。最近は残業が26.5時間を越えた文は過剰に積み立てています。
というわけで、目標積立はむしろ今のほうが多いくらいです。
その他の固定費積立額はどうでしょうか。こちらは今年のほうが3,555円安くなっています。
具体的には、自動車保険・固定資産税・車検費用の積立額が減っています。代わりにJAF会員費と冠婚葬祭費の積立が増えましたが、こちらは合わせても534円なので、それほど大きな負担にはなりません。
自動車保険は無事故で過ごせば掛け金が安くなりますし、固定資産税も微々たるものですが毎年少しずつ低下しています。
車検費用は本来上がりそうなものですが…大雑把な計算だったんでしょうか?
給与控除(天引き)額はどうでしょうか。
これは去年のほうが多いですね。主に所得税と住民税が…給与小計も去年のほうが多いです。今月はたまたま出張旅費精算額が多かったために総収入額で上回りましたが、その分建て替えた費用が多いので、収支では変わりません。
無論、基本給は今のほうが高いんですけどね…残業手当の為に逆転しています。
話は戻りますが、給与控除の中で唯一、生命保険の控除額が6,792円安くなっています。
これらを合計すると、毎月10,347円だけ負担が軽くなっているわけです。これなら去年より今のほうがお金をためやすくて当然…に思えるのですが、実は給与小計では -19,921円なのです。
決して楽になどなっていません。残業時間だけ減って、実質サービス残業が増えている状態です。
となると残りは、毎月の出費です。これが、私も想像していなかったほど減っていました。
と言っても今年(5月)は車の修理費があったので、ちょっとこれは除外します。
そうすると、去年2月との差は15,544円。これだけ出費が減っているのです。
具体的に何が減っているかと言うと、携帯料金の引き落としが500円減っているのですが、まあこれは小さなものです。
それ以外のもの。結局は普段何気なく買っていたものが、この1年余りの間に随分と少なくなっていたのでした。
つまり固定費の見直しや給料のベースアップによりお金が溜まりやすくなったのではなく、お金を使わない生活が板についてきただけだったのですね。
(無論、見直しやベアが無いと残業手当減少分をカバーしきれないわけなのですが)
結論としては意外と面白くもないことでしたが、やっぱり節約って重要なんだなと改めて思いました。