vs加波保利

今年もやってきました。毎年夏になると我が家に訪れる、音もなく飛び回る黒い影。その名は

 

   コウモリ

 

害虫を食べてくれるということで、江戸時代の日本では縁起物だったようですが、現代社会においては一概にそうも言ってられません。

そもそも、勝手に居着かれた上にフンを撒き散らかされては、害虫以上の問題が発生します。

というわけで毎年対策を考えているのですが、決定的な手段がない上に、昼間人気が居なくなった時にねぐら(我が家)に帰ってくるおかげで対策の講じようもありません。

 

ところが今年、ホームセンターに買い物に行った時に見つけてしまいました。

 

   コウモリ撃退スプレー

 

こんなものがあったのか。これさえあれば簡単にコウモリを撃退できるじゃないか。と思って購入しました。レジで表示された価格は 1,160円。

…ずいぶんお高いのですね。

 

しかし、これでコウモリを追い払えるなら安いものです。

家に帰るなり、フンを撒き散らされていた周辺に噴霧しておきました。これでもう奴らが近寄ってくる事はあるまい。フフン♪

等と心の中で高笑いしていました。

それが先週末のこと。

 

しかしこのスプレー、高いので無駄に使いたくないなと思い、先程改めて使用方法を読んでみました。

それによると。

「強力なハッカの臭いにより、コウモリを追い払います」

ふんふん。

「追い払った後は、再びコウモリが入らないように蓋をして下さい」

ふんふ・・・ん?

「効果は3〜6時間持続します」

え?みじか!

 

つまり総合すると、「一時的にコウモリを追い払うが、持続的に近づかないようにするものではない」ということ・・・???

なんか思ってたものと違った(汗)

 

まあネズミやコウモリを撃退する音波を出す装置なんかも、専門家に言わせると「意味がない」らしいですし、スプレーだけで持続的に近寄らないようにさせるのは無理なんでしょうか。

そういうふうに見ればこのスプレーは実に正直に効果を書いていると言えます。買う前によく読まなかった私がバカなだけですからね(泣)

 

ただ、コウモリもバカじゃないので、継続的に嫌がらせをしていればそのうち寄ってこなくなるんじゃないかと期待しています。

…以前、窓枠に張り付いていた子コウモリを放り投げてやったら、そのコウモリ一家は(少なくともその年は)二度と来なくなりました。

 

もう一つ言えばこのスプレーは私の小遣いで買ったわけではないので(家全体のことなので家計から出ました)個人的な痛手は少ないです。