美味の代償

今日は昼ゴハンにピザを食べる機会がありました。

近所に大手宅配ピザチェーン店はありませんが、個人経営の小さな、宅配も行ってくれる焼き立てピザの店が1軒だけあるのです。

田舎なのに、その気になって探し回ると、ふと田舎らしくないお店が出来ていることがあります。

 

でまあ、色々理由がありまして、その店のピザをオーダーすることになったのです。

それにしても、ピザって高いですね。Mサイズ、8ピースで1,800円。

比べちゃいかんのでしょうが、スーパーで売っている冷凍ピザなら1枚200円もしません。

まあ冷凍ピザのほうがサイズは小さいですが、それでもこの10倍近い価格差ってどこから来るのでしょう。

他の食べ物で、これほどの価格差のある食べ物ってあるでしょうか?

まあ高級ずしとかなら話は別ですが、ピザはそれほど高級な食べ物ではないですよね?

 

 

材料費は・・・まあ冷凍ピザよりは良いものを使っている可能性はありますし、大量生産とは違うので効率も悪いでしょうから、高くなるでしょう。

でも10倍もの価格差になるのかと言われると、ちょっと納得出来ません。

 

次に人件費ですが、これは一概に比べにくいですね。延べ人数でいうと工場生産される冷凍ピザのほうが遥かに人手がかかってますが、あちらは1日に何千、何万枚と作成するわけで。

方や小さなピザ屋さんではせいぜい100枚/日も焼けば大繁盛ではないでしょうか(知らんけど)。

宅配はかなり高コストになりそうなので分かりますが、今回購入したお店では、店まで引き取りに行ってもあまり値段は変わりません。

 

となると、店の維持にかかる諸経費などが最も大きくなってくるのでしょうか。

確かに1日に焼ける枚数が違えば、ピザ1枚あたりに乗せる経費が多くなりますから、高くなるのは納得いきます。

とはいえ、通常の光熱費だけでそこまでいくものなのでしょうかね。ピザを焼くためのオーブンを一日中温め続けるのに、存外コストがかかるのでしょうか?

 

 

まあこんなことを考えながら食べても美味しくないので、食べている時は焼き立て熱々カリカリのピザを堪能しました。

美味しかったのですが、やはり価格を考えるとリピートを躊躇ってしまいます。