少しだけ軌跡を振り返ってみる

せっかくの休暇中なので、ちょっと過去の事を振り返ってみました。何度も繰り返しになるかもしれませんが、早期退職を決意して以降のことについてです。

 

まず一昨年、2019年のこと。

この年は、本当によく頑張ったと思います。2月の半ばから計画を立てたため、実際は11ヶ月しか貯蓄出来ていません。

そのため、積立目標額は1ヶ月分少ない251万円。にもかかわらず実績は316万円となりました。

しかも車検費用や固定資産税、個人年金掛け金など、積立が間に合わずに赤字になっていた固定費を全て1年以内に黒字転換させましたので、実質的にはそれ以上に貯蓄を増やしています。

その上で生命保険の見直しや、少しでも利率のいい定期預金に切り替えるなど、かなり精力的に動き回りました。…計画一年目という情熱あっての賜物かもしれません。

何にせよ1年目のこの頑張りがあったために、2年目を自信を持って迎えることが出来ました。

 

その2年目、2020年です。

この年は期間が12ヶ月ありましたから、積立目標額は266万円。実績は310万円となりました。

1年目の実績を考えればもっといける筈だったのですが、残業時間の規制法案などがあり、実質的なサービス残業が増えて手取り額が少なくなってしまいました。

数字上の残業時間は、120時間以上減少しました。

それでも1年目とほぼほぼ変わらない数字にまでなった理由は、2月の臨時賞与、そして政府の特別給付金10万円のおかげです。

これらが無ければ273万円だったのです。目標額に対して+10万円にもならないという、かなりギリギリの数値。

ただ3月にクロスカブ110(約32万円)を購入していますので、臨時収入がなくても一昨年と同じくらいまではイケたのかな…?

 

このクロスカブ、1年目の実績がなければ購入を諦めていたかもしれません。さすがに、通算で赤字になるようなら購入を見送らざるを得なかったからです。

利便性を重視すれば、もう少し安価に買える中古のスーパーカブか、スクーターというのが正解になってきます。※1

しかし、それではあまりにも切ない。買い物だけじゃなく、ツーリングにも行きたい。だからこそ選んだのがこれですから。

 

こうして振り返ってみると、私はずいぶん運が良かったように感じられます。

早めに「FIRE運動」を知ることが出来た1年目。他の方のブログ等から生命保険の見直しを考えることも出来ました。

そして臨時収入に助けられた2年目。大きな買い物をしたにも関わらず目標を大きく越える事が出来ました。

個々の事案を見ると嘆きたくなることもありましたが、全体としては早期退職という目標に向かって順調に進めています。

どうにかこのまま、この勢いのままで3年目を乗り越えられればと思っています。

 

 

※1 物凄い余談ですが、中古と言うよりはビンテージに入るレベルのスーパーカブは、とってもお高いです。しかも近年、著しく値上がりしています。

もし「カブも便利でいいかも」と思われた方がおられましたら、素直に新品か、最近のモデルの中古車を選ばれることをおすすめします。