自分が朽ちるまでの支出について

以前、拙ブログを読んで下っている方より退職後のキャッシュフローを教えて欲しいということをお願いされました。

無論私とて無為無策のまま退職を決意したわけではありませんので、以前よりかかる経費等の計算はしていました。

ただ改めて確認してみますと、計算内容がなんだか変…具体的に言うと国民健康保険の支払額が異様に大きい。いくら多めに見積もっておくべきと言っても多すぎる。

国民年金の支払額も2年前の金額で更新されていません。これは毎年少しずつ上がる可能性があるので、予め多めに見積もっておいたほうが良いでしょう。

そんなこともあり、税金の支払額を多めに見積もりながら、再計算してみました。

 

 

まず前提としまして、同居している母は私の扶養対象には入りません。長らく公務員を勤めていたため、充分な厚生年金が得られるためです。

なので食費のほか、電気、水道や家屋の修繕費などの共通出費を除いて、完全に別会計となっています。

今後、高額な有料介護施設に入居するなどの事態にならない限り、私からの金銭的支援はほぼ不要と考えて良いと思います。

 

というわけで支出試算です。

まず現在給与天引きされている民間の傷害保険、公的健康保険、国民年金、その他住民税などの支払額が 480,000円/年。

通信費等の維持費が 140,000円/年。

生活費として渡す分が 480,000円/年。

これくらいでないかと想定しています。

小計が 1,100,000円

 

続いて、今も毎月積み立てている自動車税自動車保険、固定資産等。

車検費用が上がることを見越し、少し多めに算出して 250,000円/年

1,100,000円 + 250,000円 = 1,350,0000円

 

これでは費用だけなので、自由に使えるいわばお小遣いを 360,000円/年(30,000円/月)。

1,350,000円 + 360,000円 = 1,710,000円

 

次に、退職時点の貯金及び収入です。

退職時点の貯金総額が 48,000,000円。

退職金が7掛けとして 2,300,000円。

48,000,000円 + 2,300,000円 = 50,300,000円

 

更に、65歳からの年金が 900,000円/年として計算した場合、単純計算で 90歳くらいまでは資金が持つ予定です。

当然私より母の寿命が先にくるでしょうから、一人暮らしになった時点で色々見直しは必要になりますが、極端に費用が増えることはないだろうと思っています。

 

しかしこれでは貯金全てを生活費に充てることになるため、家屋の修繕費や大型家電の買い替え等のまとまったお金は捻出できません。

それらをどうするかと言うと、株などの金融資産及びその配当金を当てるつもりです。

上の計算でも、年金以外の所得は入れていません。

まあその前に、90歳までも生きられると思っていませんけどね…

 

 

計算外の可能性としては、年金が全く出なくなった(正直、ありえないとは思っていますが)、災害で住居が破損した、そして母または私に想定外の出費が発生したなどがあり得るかと思います。

それらまで網羅しようとするとなかなか余裕がありませんが…

最後は車を捨てる(自動車税、車両保険、車検費用積立などが 180,000円/年 浮く)、障害年金の解約(108,000円/年 浮く)、光回線の解約(55,000円/年 浮く)、小遣いを切り詰める(月平均30,000円も使うとはちょっと思えない)、等で多少は捻出できるのではと考えています。

傷害保険は、バイクに乗り続ける間は継続するつもりです。

 

大雑把なものですが、以上といたします。