セミリタイア系ブログを見ていて思う

このようなブログを書いている手前、私はどうしても早期退職やセミリタイアといった話題によく触れます。

同業者(?)の方のブログを定期的に購読させていただいていますから、まあ積極的にそういう情報に触れている訳ではありますが。

 

そういった情報に常日頃触れていると、「40代になると仕事が辛い、これ以上続けられない」となってくるのがもはや当たり前なのかと感じてしまいます。

それほどまでに、窮状を訴える方は多いです。

もちろん、現実には40代、50代で精力的に働いている方のほうが圧倒的に多く、自分の周囲を見回してみても、この年代で仕事を辞めていく人はほとんど見ません。

ただだからと言って皆元気一杯というわけではなく…やはり事ある毎に愚痴と言いますか、弱音を漏らしています。

体力の衰えというよりは身体にガタが出始める年代です。今まで当たり前のように出来ていたことがいちいち辛くなるというのも心理的に影響がありそうです。

 

色んな事情があって辞めるに辞められないというのが実際のところなのでしょう。普通(?)であれば子供の大学進学、住宅ローンの返済など、いくら金があっても足りないというご家庭も多いことでしょうし。

世間的には働き盛りとされるこの年代。実際には「働き盛り」ではなく「働かされ盛り」なのでしょうね。

カネを人質にいくらでも働かされる年代。転職も厳しくなり、少々無茶を言っても従うしか無い年代。

 

背負うものがなく、逃げ出そうとしている私は、羨ましがられるのでしょうか。それとも卑怯者呼ばわりされるのでしょうか。

どっちでも構いませんし、正直に喋るつもりもありませんが、多分何となく察しを付けられる気もします。