10年前

東日本大震災の追悼番組やイベントなどで、しきりに「10年」というキーワードが繰り返されています。

私は震災の影響をまともに受けたわけではありませんが、それでも遠く離れたこの地にも様々な影響が及んだため、記憶に色濃く残っています。

 

ここから先、殊勝にも震災に関することを語ろうとしているわけではありません。手前勝手な話でしか無いことを、先にお詫びしておきます。

 

Twitterにも #2011年3月11日14時46分あなたはどこで何をしていましたか なんてハッシュタグが流れてきたので、ふと「もう10年も経ったのか」と思いました。

あの時は確かこの仕事をしていて、それで確かこんな事をしようと思った時に…などと考えていた時ふと、「あ、一人部署になった年だった」と、連想ゲームのように思い出しました。

 

よく考えれば当然のことです。「一人部署になってから10年目に辞めてやる」と言っていて、そして今年がその年なんですから。

ただ「10年経ったら…」と言い出したのは7年目か8年目くらいでしたので、「10年」のキーワードだけではあまり連想できませんでした。

あの頃は(若かったのか)変に張り切ってましたね。まあその年末頃に鬱っぽい症状が出だしたのですけども。

 

あれから10年。

十年一昔といいますが、この年になると10年くらいではあまり変わった気がしません。

仕事も、自分を取り巻く環境も、ほとんど何も変わらないように思えます。

ただ、気持ちだけは何もかも変わってしまいました。

もう一度やる気を絞り出そうという気持ちさえ萎えてしまいました。

この変化だけは、自分でも驚きです。

 

これから10年後、どんな自分がどんな気持ちで、今や10年前を振り返るのでしょうか。