株主関連書類を見ながら思う
9月に入り、チラホラとまた株主関連書類の封書が届くようになりました。
中間期決算報告に混じり、配当通知、株主優待などもあります。
6月の決算期に比べると少ないですが、また幾ばくか、不労所得を戴ける時期が来たという感じです。
ただ6月にも思いましたが、減配あるいは無配となっている企業が多く、寂しい限りです。単純な件数だけで言うと、減配となっている企業は去年より増えています。
やはり、去年はまだ持ち堪えられた、あるいは影響が出る前に決算を済ませたのに対し、今年はもろに新型コロナの影響を被っていると思われます。
決算内容を見ていても、将来に対する展望には積極的な言葉が並べられていますが、グラフを見ると厳しさが透けて見えます。
ただねえ…完全にコロナ不況と呼べる有様だと思うのですが、私の業種は仕事が全く途絶えないんですよ。この辺りがリーマンショックなどに起因した不況とは違う気がします。
特定の業種だけが冷え込んでいるが、消費者の消費欲は潜在的には消えていない。
この火が消える前に新型コロナ感染症が沈静化すれば、一気に経済は活況に向かう気がします。
ワクチン接種者も先進国を中心に増えてきましたし、治療薬の開発も行われているようですし、来年以降は緩やかにでも回復基調に乗るのではないかと思いますが、どうでしょうか。