退職金は大事だけど…
中小企業の退職金水準は概ね1,000万円。大企業なら2,000万円。
しかし40代で早期退職すれば、貰えるのは大凡3割程度。
というお話し。
自分自身の早期退職を考え出した時、私も実際に退職金を計算してみて、その少なさに少しがっかりしたことがあります。
退職金規定に細かいことが書かれていないのですが、計算通りなら300万円を越えるくらい。ただ6割程度に減額されることを考えて、今は200万円と見ています。
ただ私、最近は「仮に退職金が仮にゼロでも何とかなるか」というのを良く考えるようになりました。
弊社のような家族経営の企業の場合、その時の社長の気分や会社の収益で、どう変わるか予測が付きません。
「お前は会社にろくに貢献もせずに逃げるのか!」とか変な因縁をつけられて、退職金規定に細かい記述がないのを良いことに勝手に減額されないとも限りません。
けど厚生年金なら、人並みに生きられればいつかは間違いなく受け取れます。社長の気分次第で減額されることもないでしょう。というか、減額してやろうと思ってもその時にはもう既に遅いと言うか。
一応貯金目標を達成した今、私が予定通り年末までは何とか頑張ろうとしている理由は、4ヶ月分の給料を受け取ることよりも、退職金が増えることよりも、厚生年金がほんの少しでも増えることを願ってです。
200万程度の退職金じゃ、1年ちょっと暮せば全部使ってしまいますからね。
いつから貰えるかという不安はありますが、一定以上の年齢になれば生涯に渡って不労所得を貰えるというのは安心感が違います。