Web会議も楽じゃないんです

緊急事態宣言は解除されましたが、まだ会議のたびに集まることに抵抗のある会社は多いらしく、よく「Web会議で」と言われます。

その事自体は良いです。弊社のおえらいさん連中のような、脳みそが化石化したような連中よりはずっと良いと思います。

けどですね、何でもかんでも安易に「Web会議」と言い過ぎじゃないか?と思うようになってきました。

 

例えば先日、営業氏から次のような話が。

「先程お送りした資料について、恐らく確認したいことあると思うのでWeb会議開きませんか」

おいおいおいちょっと待てと。

まだ資料に目も通してない段階で「Web会議」だなんて言われても、何を打ち合わせるんだよと。

 

そこで、一旦確認して要点をまとめるからちょっと待てと返事をしました。

そしてまとめてみると、確認しなければならないポイントはそれほど多くなく、しかも「どうしよう、こうしよう」と打ち合わせをしなくても、右か左か回答をもらえれば済むような話ばかりだと分かりました。

なので、「打ち合わせは要らないから、この部分だけ問い合わせて」と返事をしたところ…

「じゃあその件でWeb会議しましょう」

おいおいおいちょっと待てと。人の話聞いてなかったのかい?

 

そりゃ、訪問打ち合わせに比べればWeb会議は開きやすいですよ?

けどそれでも機材を借りて場所を押さえて、他の仕事の段取りを付けて時間開けなきゃならんことに変わりはないわけで。

メールで済むならそれでええやん!

何故にそこまでWeb会議にこだわる?Web会議を開くごとにキックバックでもあるのか?

 

そんな愚痴を溢していたら、今日また別の案件で。

「先方さんがWeb会議で打ち合わせしたいと言ってるんですが…」

あの、今資料渡して説明したよね?

「こうして下さい」という以外、何も言うこと無いよね?

あなた、分かったと頷いてたよね?

何を打ち合わせるの?

 

それでもやるらしいですよ。Web会議。

なんかね、Web会議を開くことが目的化してないですかね、本当に。