無料で読める文芸小説

Kindleでも青空文庫を読める(当然無料)ということを知り、チャレンジしてみることにしました。

 

私は今までの人生においてほんの一時期だけ、ひたすら本を読んでいた時期がありましたが(主に中国の歴史小説)、別に文学少年あるいは文学青年だったわけではなく、それ以外の本に対してさほど興味を持ったことがありません。

なのですが、さすがにこの歳になって日本の近代文学すらろくに知らないのは如何なものかと思うようになり、単なる一般常識的な知識としてもう少し読んだほうがいいかと思い立った次第でした。

 

そんなわけで、著作権の切れた作品を無料で読める青空文庫には以前から興味があったのですが、スマホで読むには少々辛くなってきたお年ごろということもあり、何度か青空文庫リーダーをインストールしてはまた消して…ということを繰り返していました。

ちなみに、PCでは読む気になれませんでした。

 

ただスマホの代わりにKindleで読めるなら、幸いなことに私は少々古くて動作も遅いですが、Kindle Fireを持っています。これならば文字は大きく、しかもPCとは違って自由な体勢で読むことが出来ます。

というわけで早速トライしてみました。

 

さすがに画面が大きいだけあって、スマホよりずっと読みやすいです。

スマホの場合、文字の大きさもさることながら、ほとんど目を動かさない(画面全体がほぼ視野に入り切るため)のが、逆に目の疲れを加速させていたような気がします。

Kindleなら目の疲れも少ないように思います。

 

肝心の作品についてですが、いきなり重厚長大な作品を読破しようとしても挫折してしまいそうに思ったので、まずは「羅生門」とか「注文の多い料理店」とか、昔教科書で読んだような短編作品から始めて見ることにします。