思い出は美しく…
昨日も書きましたが、ひたすら古い書類の整理をしています。
あまりに古いファイルを引っ張り出してくると、感熱紙のFAX用紙が挟まっていたり、連続用紙にドットインパクトプリンタで打ち出したものがあったり…
感熱紙だと、今はもう文字が薄れてしまって読めないものも多いです。それに連続用紙なんて、どうやってスキャンすりゃいいんだ…
自分が書いた書類も多数残っていて、そういうのを見ていると「こういう仕事したなぁ」「こんなことが出張先であったなぁ」と思い出して、ちょっと懐かしい気分になったり…
仕事もまんざら嫌なことばかりではないなぁと、ちょっとだけ後悔の念がこみ上げてきたりします。
…が、そうしてノスタルジックな記憶に浸れるのって、本当に遠い昔のことばかりです。
例えば一人部署になった10年前より手前の記憶だと、本当にろくなことを思い出しません。
確かに出張先で飲みに行ったこともあったし、仕事がオフの日に観光したりしたこともありましたが、苦々しい思い出の方が先に立ってしまいます。
遠い昔の思い出が美しく見えるのって、完全に思い出補正かかってますね。
危ない危ない、自分の記憶に騙されるところでした。
そんな思い出にほだされて「やっぱりあと一ヶ月がんばります」なんて言ってしまった日にゃ、どうなることか分かりません。
道を踏み外すことなく、一心不乱に書類整理をがんばります。