親ばかカメラの実力
「googleが作った親ばかカメラ」というフレーズを大々的にCMしていたGoogle Pixel5a。
子供もいないのにカメラに惹かれて買ってしまった私ですが、その実力の程を先日少し垣間見ることが出来ました。
先代のMotorola MotoG5plus と Pixel5a で同じ被写体を同じ距離から撮り比べてみましたので、まずはご覧ください(柿が美味しそうに見えないというのはちょっと置いといて)
一枚目がMotoG5plus。二枚目がPixel5aです。
MotoG5plusの名誉のために先に断っておきますが、こちらはカメラ(正確にはカメラのカバー)が割れており、その影響で暗所や逆光下では全体的に白くぼんやりした写真になりがちです(とは言え、その前のNexus5Xと切り替わった時期が、撮影している写真だけで分かるほどの差はありましたが)
さて話を戻しまして。
明らかにPixel5aの方が解像度が高いです。しかもフォークの白飛び部分なども抑えつつ、決して暗い画像になっていません。
何より個人的に驚いたのが、MotoG5plusがISO感度500で撮影されているのに対し、Pixel5aは106。それでいながらシャッター速度はどちらも 1/24。どんだけ明るいレンズ使ってるんですか。
ISO感度は低いほどなめらかな画質になりますが、感度が弱いため、シャッター速度を遅くしないと暗い画像になります。
さらにもう一つ。
これはプリンタのインクカートリッジを買いに行く前に、型式を控えるために撮影したときのものです。
ズラーッと、撮影画像が並んでいます。シャッターは一度しかおしてませんし、連写モードにもなっていません。
一度のシャッターでこれだけの撮影を行い、その中で最も映りがいい(と、スマホが判断した)画像をチョイスして表示するようです。
勿論、任意の画像を選ぶことも出来ます。
その後何度か試してみたのですが、手ブレしながら撮影した場合にこの機能が働くようです。
手ブレを感知して、それを自動で呼び出すとは、なかなかに気の利いた機能です。
ちなみにもう一つ。
周辺に街灯がいくつかあるだけの環境で日が暮れたあとに撮影してみたのですが、それもISO感度110、シャッター速度1/7で、手ブレもなく撮影されていました。
あとは、動き回る被写体に対してどうかと、逆光でも綺麗に撮れるのかというのが気になる辺りです。
一度ツーリングに持ち出して、MotoG5plusと撮り比べをしてみたいのですが、なかなか思うように外出できません。
おまけ。
直径7mm程度のボタン電池を2倍ズームで接写。
裸眼では型式を読み取るのに苦労する歳になってしまいましたが、これなら余裕で判別できます(さすがにピント合わせは少し苦労しました)