最初から話し合いをする気などない国

これが心配だっただけではないと思いますが、昨夜は久しぶりに3時頃まで寝付けませんでした。

世界情勢に詳しいわけでもないし、なにかここで言うにも不適切だと思うのですが、さすがになんだか酷い有様になってきています。

ウクライナ情勢のお話しです。

 

東側の新露派支配地域への侵攻だけにとどまらず、三正面作戦で首都まで落とそうとするかのような勢い(この記事が公開される頃にそうなっていないことを祈ります…)

ここまでやるかという思いと同時に、過去を思い出すと、旧ソ連諸国を他国だと思っていないかのようなロシアの態度に、さもありなんという気もします。

 

更に怖いのは、この事態が長期化する可能性。

さすがのロシアも、今のところはウクライナを越えて東欧までの侵出は考えていないと思います。

ただ、だったらロシアとウクライナの間で決着が付けばそれで終わりか…というと、決着の付き方次第ではもう元に戻らない気がします。

 

何より世界規模で影響を及ぼしそうなのが経済。

ウクライナを元通りにして手放さなければ、欧米各国は今後ロシアとの経済取引を(少なく見ても当面の間)引き上げるでしょう。当然日本も例外ではない筈です。

いくら結びつきがそれほど強くなかった(すみません、よく分かりませんが)としても、これだけの国の間で交流が途絶えれば、人やモノの動きが滞り、株価低迷、景気悪化が一段と加速しかねません。

 

今回の件で中国はロシアの肩を持つような発言をしているので、欧米は中国とも一定の距離を置こうとするかもしれません。

こうなると特定の国家間でのみ経済活動が行われるような、擬似的なブロック経済になりかねない…??

まあこれは最悪のシナリオなので、本当、そういうことにならないように祈っていますが…

 

 

日本は北方四島を巡ってロシアと対立しています。だからと言って全面的対立に至らず、経済的な結びつき、人的交流もあったはず。

なぜ旧ソ連諸国に対してはここまで頑ななのか。国力が小さいからどうとでも出来ると思っているのか。

まあ日本に対しても、とても話し合いで島を返す気は無さそうですが…

 

ロシア…というより、プーチン大統領の不気味さだけが目立ちます。