投資への転換はかなりの労力が必要になりそう

最近あまりニュースを見ていなかったのですが、以前からチラチラと聞くワードが気になって、かるーくですが調べてみました。

岸田首相が掲げる「貯蓄から投資へ」です。

まあ全然深堀していない、個人の感想レベルですので、ニュースとして知りたい方はまともなニュースサイトをあたっていただけますようお願いします。

 

「貯蓄から投資へ」を単体で唱えられているわけではなく、「新しい資本主義」という大きな構想の中の一つとして、個人の金融資産を「貯蓄から投資へ」と言われています。

「新しい資本主義」というとご大層ですが…まあ「アベノミクス」とか「所得倍増計画(古いか…)」等と同じく、如何に社会構造を修正しながら成長を促していくかという、スローガンですね。

これを見ていても、今後は環境ビジネスに特化していこうとしているんだなぁとわかります。

でまあ、こういった新規事業を盛り上げるためには当然企業に資金が要るわけでして、そのための資金を集めるために個人にもっと投資してもらおうと、そういう話なのかなぁと読み取れます。

 

個人としても、銀行貯金より投資のほうが良い面はあります。

今や銀行は定期預金でさえ金利が0.002%とか、もはやうっかり使いすぎてしまわないために預かってもらってるに過ぎない程度です。

株式でなく、間接的な投資となる投資信託であっても、さすがにもう少し大きいリターンは期待できます。

勿論元本割れの危険も孕んでいますが…

 

というわけで政府の方針としては「もっと投資してね」のようなのですが、どこまで浸透するでしょうかねえ…

先日、東証も一部や二部などの区分けを見直して、個人投資家をそれ程必要としないように修正しましたし、リスクを極端に取りたがらない国民性とも言われてますし、投資に回すお金がない若年層も一定数いそうですし…

 

まあ別に「投資しなければならない」わけではないので、回せるお金があるのなら投資も考えてみて的なつもりでいいと思います。

ただこれに託つけて、ハイリスクハイリターンな金融商品を売りつけようとするところが出てきそうな気もします。

 

投資はあくまで余剰資金で、余裕をもって。です。

自分も気をつけなくては…