第七波は夏休みで収まるのか

新型コロナの再蔓延が加速してきました。

オミクロン株のなかでも感染力が強いとされる「BA.5」が急速に勢力を伸ばしているそうです。

これ、新しい変異株ではないんですね。よく分からないですけど。

感染者数の割に重症患者は少ないそうですが、日本各地で病床使用率は上がってきており、あまり油断はでき無さそうです。

 

もう忘れられていそうな気もしますが、新型コロナは

38度を超える高熱が出て、休む暇もないほどの咳が続き、布団から起き上がる気力がなくなるほどの倦怠感に襲われても「軽症」ですので。

肺炎の可能性があって、呼吸困難、酸素吸入の必要が出る「中等症」以上で初めて入院措置なので、「重症者が少ない」だけではあまり安心できません。

 

重症者が少ない理由は、高齢者へのワクチン接種が進んでいることと、あとは学校などで若い世代での感染が増えていることが要因な気がします。

若い世代では重症化しにくいとは、以前から言われていましたし。

 

ニュースでクラスター発生源を聞いていても、やはり学校やスポーツクラブなどがメインのようです。

学校がクラスター源なら、間もなくすれば夏休みに入るわけで、そうすると自然と感染者が減らないものでしょうか。

代わりに家族でリゾートなどに出かける可能性もありますが、家族単位での移動であればそれ程蔓延しないのでは?と、思います。

 

ただ今度は家族での接触時間が増える訳で、その結果親世代に当たる中高年の間に蔓延すると…ちょっと危ない気がしますね。

特別な事情がない限りワクチンを3回接種している世代だとは思いますが、BA.5は感染力が随分強いそうですし、噂によると耐性をすり抜けるとも言われているし。

 

感染してもほぼ無症状、あるいは鼻風邪程度の症状で済むのなら何も心配はいらないですが、素人目には「軽症」に思えない「軽症」の症状を聞かされると、感染しそうな場所には出掛けたくなくなってしまいます。

 

一旦感染者数が減り、店の時短営業も解除され、海外からの観光客受け入れも始まったばかりだと言うのに、これではまた景気回復に水を刺されそうです。