私には縁のない代物ですが
ヘンテコなSNSアプリが登場したらしいです。
アメリカで人気の新SNS「Be Real」 加工なしが魅力 インスタ疲れも | NHK | ビジネス特集
インスタなどのように「映えた」写真を作ることも出来ず、アップする機会は1日1回、しかもアプリから通知されたタイミングで2分以内でないとダメだそうです。
なので、「映える」タイミングを狙うことも画像を加工する余裕もなく、その瞬間のリアルな情景をアップするしか無いのだとか。
正確には2分に間に合わなくても写真をアップすることは出来るのですが、「何分遅れた」という情報もろとも上がってしまうので、「映える瞬間を狙ってたな…」とバレてしまうとか。
徹底的に「映え」を狙わせない仕組みになっているわけです。
記事では「アメリカで人気」となっていますが、実際はユーザーを増やすために大学生らを雇って、普及に努めている段階のようです。
日本では(少なくとも私は)初めて聞く名前です。けどGoogleストアで検索してみると出てきました。
皆さん、ご存知でしたか?
アプリの狙いは、インスタグラムやTikTokなど、既存のSNSアプリで疲れた人々…所謂SNS疲れした人たちとのこと。
映えない普通の写真を友人たちとアップしあうことで、決してキラキラしていない、普段の姿を共有したいということでしょうか。
映え写真を見せつけられる辛さも、わざわざ映え写真を撮って加工するしんどさも分かりますが、だからって飾らない素の自分を見せ合いたいものなのでしょうか。
アップするタイミングがアプリ任せとなると、時間に自由のない社会人にもなかなか厳しそうです。
このアプリ、全世界に共有ということが出来ず、アップした写真の共有範囲は友人に限られるそうです。
まあ無用なトラブルを避けるためかもしれませんが…友人のいない私には縁のない代物ですね…
いろんなところで問題視される「SNS疲れ」ですが、根本解決は難しそうです。
正直なところ、人々をどっぷり漬けさせて離れられなくしないことには、おそらくこの手のサービスって収益が上がらないのでしょうね。
件のBeRealにしても、下手すると一日中、スタンバイ状態でスマホに張り付いて、意地でも映え写真をアップしようとする輩が出てこないとも限りません。
SNSが無くならないのは、疲れるけど、それでも誰かとつながっていたい。って、ことなのでしょうか。
まあいいねもらえるとちょっと嬉しいですもんね。確かに。
それこそ、あんまり考えすぎると疲れるので、出来るだけ気にしないようにしていますが。