元エンジニアとして、エンジニアの気持ちは分かる(かもしれない)

先日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本列島上空を通過する事件がありました。

地域によってはJアラートが発令されたようです。

その発令地域が地域によって遅れたり、また対象外であるのに鳴ったりということがあったようで、案の定、否定的なメディアからは「実効性がない」だの、なんだのと叩かれています。

 

確かに実効性を高めていっていただきたいのは事実(というか、自動的に迎撃、反撃耐性を取れるのが理想)ですが、元エンジニアとしては「そこまで言わんでも…」と思ってしまいます。

まあ、全然レベルの違う、絞りカスみたいなエンジニアでしたけどね、私は。

 

検知からアラート発令までの仕組みは分かりませんが、こういったものの運用は、実績を積み上げ、その都度不都合を修正することで精度を上げていくことになるかと思います。

テストはいつでも出来ると思いますが、実際に末端にまで動作させることはそれほど出来ないでしょうし、テストから漏れていた(あるいは想定していなかった)情報がインプットされれば、想定外の動作をしないとは限りません。

その際は本来アラートが鳴らない地域でも発令するかもしれません(アラートが鳴らないより、ハズレでも鳴る方が良いだろうと考えている筈)

 

あと、Jアラートのシステム自体も日々更新やメンテナンスを続けていると思うので、更新後の設定忘れとかそんなものがないとも言い切れないです。

いや、あっちゃいけないんですが、もしそういったことが発覚したら、そこでまた更新手順、更新後の確認手順なども見直していくことになります。

凄い機械や装置に見えても、最後は人の手や人の目でチェックする必要があるものです。

東証の取引装置でも、簡単なミスで丸1日取引が止まったことがありましたよね。

 

多分、ウエノヒトは「何やってんだ」というだけで、末端のエンジニアは胃を痛めてるんじゃないかと想像してしまうので、個人的には「鳴らないより鳴る方が良いじゃないか」と思ってしまう次第です。

いや、運用手順や精度のブラッシュアップは続けていっていただきたいですが。

 

 

※ そもそもミサイルの飛翔速度が速すぎて間に合わない可能性については、監視方法や同盟国との緊密な連絡など、アラートとは別の分野でなんとか頑張ってほしいと考えています。

「間に合わないなら要らねえ」じゃないと思うのです。