免許取得者の減少は物流危機に直結するか?

若者の運転免許取得率が低下しているというニュースを見ました。

20年前と比べ、今の10代、20代の取得者数は655万人も減っているのだとか。

20年前の若者はおおよそ1,700万人が取得していましたが、現在は1,000万人にギリギリ乗っている程度とのこと。

ただしこの記事、取得率の話をしていないので、若者の免許離れが深刻なのか、そもそも若者が少ないというもっと深刻な話なのかが分かりませんでした。

 

免許取得者数が少ないということは、車を購入する絶対数が減るということ。

車関係の仕事をされている方にはなかなか衝撃的な数字だろうと思います。

 

こういう記事が出てくると、Twitterなどでは「免許証の取得にかかる費用が高すぎるから」とよく言われますが…10代、20代の若者にとって免許取得費が高額なのは、自分が若者だった頃からあまり変わらないと思うのですけどねえ。

私も親に建て替えてもらったし。大抵のやつはそうしてたし。

そうしてでも免許を取ったのは、取らざるを得ない理由があったからで。

つまり「田舎は車がないと何も出来ない」という、よく言われる理由からです。

少なくとも都会では、もうモータリゼーションの時代じゃないというだけのことじゃないでしょうか。

 

あとはまあ、昔は金銭ためて何を買うって言うと、車くらいしか無かったというのもあるのでは?

今は何でもありますしねえ。

これは田舎にも当てはまりますよね。今は通販で何でも買えますし。

 

まあ、この物流を支えるドライバーが減ってしまうかもしれないというのがこの記事のキモでした。

 

そうなるのは問題ですが…けど普通自動車免許を取ったあと、ナチュラルに大型免許やあるいは二種免許を取る人なんていますかね?

それとこれは話が別なのでは・・・。

それに運送業や配送業が儲かるなら、自然とそれらを目指す人も増えるでしょうし、「免許取得者が減ってる!物流の危機だ!」というのはちょっと違うように思います。

 

 

全然話が変わりますが、一方でTwitterなんかを見ていると「誰にでも簡単に免許を取らせるから下手くそが増えた」的な上から目線な声もよく目にします。

私が車の免許を取った頃、自動車学校の教官は(人によっては)鬼のように思えましたが、数年前に普通二輪免許を取った時はとても優しい人ばかりになっていました。

この上から目線の意見も、「自分は厳しくしごかれたのに、最近の奴らはずるい!」という思いがあるんじゃないかと思ってしまったり。