以前記事にしたNintendo DSiのプチコンですが、肘がほぼほぼ癒えてきた今もポチポチと続けています。
ソースコードの粗さ、複雑さが気になって、何度も整理し直したり実装方法を考え直したりばかりなので、機能面では全く進歩がないのですが。
けどまあ、こうやって同じ機能でもソースコードが短くなったり、読みやすくなってくると、少しずつ習熟してきているなあという実感も感じられて良いものです。
ただ、目も肩もバリバリにこるので、長くても1日2時間程度しか出来ませんが。
さてそんなBASIC。プログラミングにとんと興味のない方にはなんの事かさっぱり分からないと思いますが、昔はパソコンを買えばほぼ無料で付いてくるものでして、プログラミングに興味を持ったオタク少年にとってはまず最初に覚えるプログラミング言語と言った感じでした。
(NEC以外のパソコンに付いていたか知りません。ごめんなさい)
私も、親に相当無理を言って買ってもらったPC-9800パソコンのN88-BASICでプログラミングの基礎を…と言いたいところなのですが、実はあんまりいじっていなかったり(汗)
いえ、当時BASICを触っていたのは事実です。モグラたたきのようなゲームを作ったりもしていました。
が、ネットがない当時、N88-BASICがどこまで出来るものなのか分からず、本を買ってみても基本的なことしか書かれておらず、BASICの知識を共有できる知人や友人もいなかったため、徐々に気力が萎えていき…パソコンはあっという間にゲーム機になってしまったのでした。
三国志とか、A列車で行こうとかを遊んでた記憶しかないな(呆)
もう一つ言い訳をすれば、(本当の意味で古式ゆかしい)BASICは短いプログラムを書き直しながら使うには非常に適しているものの、長く複雑なプログラミングに向いているものではありませんでした。
ソースコードが1画面(おおよそ23行)を超えるとコードの確認さえ面倒になるため、大体1画面以内に収まるプログラムしか書く気がしなかったというのもあります。
今普及している「Visual BASIC」は、命令語こそ当時のBASICに似ているものの、それ以外はもっとモダンで洗練されたプログラミング言語になっていて、ほぼ別物です。
先日来から私が話題にしている「プチコン」はそこまで洗練されていませんが、それでもテキストエディタのようなモードが用意されているだけ随分マシで、これだけで「ちょっと頑張ってみようかな」という気になれます。
「プチコン」のコンセプトは「20年遅れのBASICがやってきた」だそうですが、それを更に10年遅れで使っている私。
仕事の間、止まっていた時を今やっと動かしているのでしょうか。それとも既に時が止まった老害なのでしょうか。
まあ後者だとしても、誰にも迷惑をかけてないので許してください。