雲の上に手は届くのか

決して心を入れ替えたわけではないのですが、仮に定年まで働いた場合、自分の資産がどのくらいまで増えるのかを簡単に計算してみました。

なぜそんな事が気になったかと言うと、ふと「自分は富裕層になれるのだろうか」と考えてしまったからです。

 

私のような、貯蓄だの投資だの早期退職だのと言ったブログを見に来られている方はご存知かと思いますが、「富裕層」や「準富裕層」と言った言葉は、野村総研が毎年行っているアンケート調査において世帯単位での保有資産を階層別に定義した用語です。

5億円以上の資産を持つ世帯が超富裕層。

5億未満〜1億円以上の資産を持つ世帯が富裕層。

1億円未満〜5千万円以上の資産を持つ世帯が準富裕層。

5千万円未満〜3千万円以上の資産を持つ世帯がアッパーマス層。

3千万円未満がマス層。マスコミ等のマスです。

余談ですが、マス層は全体の78%を締めていて(まあ、「マス」ですし)、アッパーマス層以上は非常に少ない割合になっています。

 

私は今、貯金がおおよそ4,650万円+株式等が1,000万円で、何とか準富裕層に引っかかっています。そして富裕層まではあと4,350万円ほど。

果たして私が心を入れ替えて定年まで勤め上げれば、一つ上の男になれるのでしょうか?

 

というわけで冒頭のとおりなのですが、簡単に計算してみました。

直近の2年間の貯金額はざっくりいうと300万円/年 となっています。ただこのままのペースを(今年を含めて)あと13年間続けるのは色々辛そうなので、250万円/年 とします。

そうすると貯金で増えるのが 3,250万円。

定年退職での退職金は、少し少なく見積もっておそらく 600万円。

これだと合計 3,850万円で、富裕層にはあと500万円届きません。

意外と厳しいですね。

あとは現在、時価1,000万円ほどの株式や投資信託です。これらが13年の間に増えれくれれば、何だったら貯金をもう少し投資信託等に回せば、ひょっとすると富裕層に手が届くかも…

 

細かいことを言うと個人年金などもあるので、もう少し生涯年収は多いと思いますが、何れにしてもギリギリか、やっぱり富裕層には届かないといったところのようです。

仮に届いたとしても、年金が受け取れるようになるまでにおそらく準富裕層に転落することでしょう。

なんだ、やっぱり目指す意味ないですね(ぇ

 

まあ冗談は置いておくとして、富裕層になったからと言って誰かが祝ってくれるわけでもなし。60歳を過ぎてから一人で死ぬまでに上手く使い切れるとも思えないし、それだったら少し貧乏をしても、若いうちに自由を手に入れたいです。

もう若いとも言い切れないですけど・・・

 

 

ちなみにこの定義、個人単位ではなく世帯単位なので、もしかしたら父が元気だった頃に実家に戻っていれば両親と私とでトリプルインカムになり、自覚がないまま富裕層世帯の仲間入りをしていたかもしれません。

何にせよ、意味ないですが。