誤送金事件の男性は第二の人生の夢を見たのか
山口県阿智町の4,630万円誤送金事件について、ついにお金を受け取った当事者が逮捕される事態となりました。
容疑は「電子計算機使用詐欺」となるそうです。
人を騙してカネを振り込ませたわけではないのに?
と思ったのですが、色々な記事を合わせて読んで見る限り、どうやら銀行に対して『不当に得た利益にも関わらず、あたかも自分の金銭であるように引き出した』事が対象なのだとか。
なんだかややこしいですね。
しかもお金を引き出したタイミングが、町から連絡が来て一旦は返すと返事をしたあと、という事で過って送金されたものだと知らなかったわけではないようです。
当人はオンラインカジノで全て使ってしまったと言っていますが、もっぱら4,630万円が本当にもう無いのか、ニュースでも色々と噂されています。
容疑者は、すぐに返さなければいけないと知りつつどうしてカジノに突っ込んだのでしょうか。
私は経験ありませんが、集金で集めたカネなど、自分のものではないカネをFXやパチンコに突っ込んでしまう人と同じ心理のように思えました。
つまり、これを元手にカネを増やそうと考えたのではないでしょうかね。
端から返す気がないなら、町役場からの連絡に出ずにそのまま行方をくらましてしまうことも出来たはずです。
まあ4,630万円ぽっちで、24歳からの残りの人生を謳歌するのは難しいでしょうが…
「これだけ元手があればちょっとくらい勝てるはず…」と魔が差してしまい、結果何もかも無くなってしまったというのは、シナリオとしてはありそうな気がします。
まあ「35歳 第二の人生頑張るぞ」のコピペ読み過ぎかもしれませんけども。
というか今回の事件、まあ当事者の問題はあるとしても、町の担当者も、銀行も、ちょっと脇が甘すぎませんかね。
凄い大金が動くと言うのに、随分ザルなチェック体制に思えます。
まあ個人的には大金ですが、役場や銀行が日々扱っている金額としては平凡なのかもしれませんが。