おやすみの日の裏側
ブログをお休みさせていただいた金曜日、実は仕事をしていました。
その日の夕方、緊急のトラブルが発生し、急遽代替品を発送することになりました。
更には「今日中に交換作業をするので、連絡が付くようにしておいて欲しい」と…
というわけで、資料一式と社用の携帯を持ち帰り、電話待機です。
現地に急行した、サービス部隊の方がはるかにしんどかったろうと思うので、あまり文句は言えませんが…
ただ何度も言いますが私、100%タダ働きです。一銭のお金にもなりません。
金銭的なことを言えば、サービス部隊は営業手当相当の手当を貰っているはずですが、弊社は交代制がないため、一人で担当区域のサポートをしているはずです。多分、割が合わないでしょう。
弊社はずっとこんな感じです。
「365日、24時間サポート」を謳っておきながら、3交替勤務のサポート部隊が存在しない。
営業やサービス部隊に携帯をもたせ、24時間受付を行わせるだけ。何かあれば休日でもなんでも社員を呼び出して対応させる。
社長から見れば「呼び出しがかかるまでは仕事じゃないんだから手当なんか要らないだろ」ということなのかもしれませんが、「電話がかかってくるかも?」という不安がつきまとうと、とても休みの気分ではなくなります。
ずいぶん昔のことですが、とある漫画家さんがTwitterでこんな事を言っていました。
「眠っていればHP(ヒットポイント)は回復するけど、美味しいものを食べたり、楽しい映画などを見ないとMP(マジックポイント)は回復しない」
まさにそのとおりだと思います。
MPを回復させる手段は人それぞれ違うとは思いますが、なにか楽しいことをしないと気持ちは晴れないし、気力も回復しません。
「電話がかかってくるかも」という不安はMPの回復を著しく遅らせます。
しかも今回のような、確実にかかってくる電話を待っている時は、毒の沼地を歩いているかのようにじわじわとHPもMPも削られていく気分…
まだ顧客数が少なく、会社の規模も小さかった頃なら、無茶と分かっていてもそういう対応を取らざるを得なかったというのも分かりますが、今は仮にも300人近い社員数を数える会社になっているのです。
いい加減、この辺りの体勢は早急に見直して欲しいところです。
社員に負担を押し付けて、それでまだ更に「経費削減」を要求するなんておかしいでしょう。会社の規模に見合う必要経費をかけてくださいよ。
同業(?)の方のブログを読ませていただいていると、似たような話しをちょくちょくと見かけます。
会社の規模に関係なく、こんなふざけた体制を取っているところがまだまだ多いのでしょうか。
そりゃこんなことを続けていたら、社員にも逃げられますよ。
ちなみに、翌日土曜日も別件で電話がかかってくる予定があったため、ほぼ何も出来ずに部屋に引き篭もっていました。
今週はほとんどMPの回復が出来ていませんね。