中国製スマホはやっぱり危険なの?

シャオミ(Xiaomi)製のスマホに、中国共産党政府の意に沿わない検索ワードの検出・検問する機能が組み込まれていたとして、リトアニア政府が不買、処分を勧める勧告を出したことがニュースになっています。

jp.reuters.com

 

これに対し「外国向けの端末では同機能は無効になっている」とか「あくまで広告の選別だけなので気にすることはない」という意見も出ていますが、一方で

「このような機能が組み込まれている事自体が不穏」や、「中国当局の意図でいつでも有効化出来るのでは」といった懸念の声も出ています。

 

個人情報の収集自体はGoogleAppleをはじめ、国内企業でもSoftbank等各社行っていることですが、それらは基本的に個人を特定できない形でやっている事になっています(多分、本当にそうだとは思いますが)。

対してこの機能、マーケティングに使われる情報ではありませんから、個人を特定出来る情報とともに扱われていても不思議はありません。

「外国の政府に懐をまさぐられて困ることでもあるの?」と思われる向きもあるかもしれませんが…数年前まで中国本土でも仕事をしていた身としては他人事ではありません。

というか、痛くもない腹であっても勝手にまさぐられる事自体、気持ちのいいものではありません。

 

スマホを買い換えるに当たって、当然中国製の格安スマホの存在は考えないわけではありません。

が、ファーウェイの一件以来、今まで「懸念事項」として持っていた不安が「現実問題」になった気がして、購入の意思が一歩遠のいてしまいました。

そこに加えて今回のシャオミ事件。

ここまで来ると、OPPO等もなにかあるんでしょ?と考えてしまいます。

 

上記のような疑念がなくても、機能に比べて価格が安い中国製スマホはどこかに削っている部分があるんだろうと、、、例えばカタログスペックに出ない耐久性などの面で問題があるんだろうと考えていたので、どうしても2番手以降の選択肢に回していました。

 

「中国は人件費が安いから同じ性能のものが安く作れる」なんて、全く信じていません。

中国製だろうが韓国製だろうが、マレーシア製だろうがベトナム製だろうが、同じような品質を求めれば似たような価格になります。

ましてや中国の人件費は向上し続けています。

 

以前、次のスマホを考える中で、OPPOHUAWEIを全く考えなかったのは、これらの事がありました。

まあPixel 5aも製造はFoxconnなんですけどね…

ochiblo.hatenadiary.com

 

まあ製造だけ中国の製品と、製造も設計も監修も中国製品とではやっぱり違うと思うので、Made in China あるいは Made in RPC を完全に避けられなくても、出来るだけ息のかかっていなさそうなスマホを選びたいです。

 

すみません、今回はちょっとイデオロギー色の強い話題になってしまいました。

 

等と言っていますが、今使っているモトローラも今や中国企業傘下なんですよね。実は買うまで全く気が付きませんでした。