そもそも「資産を増やす意思」が無ければ始まらないのだけど

Google先生オススメの記事から。本当に、人が何をしようとしてるか、良く知ってますね…

president.jp

 

簡単にあらすじを紹介しますと、「FXで一億円達成!」とか「株の売買で資産倍増!」とかいう、話題性があって人目を引くようなやり方で資産を大きく増やした人はまず居ないということ。

しかし現実に一億円の資産を築いた人は結構な割合で存在する。

そういう人の多くは、コントロールできない収入よりも、制御可能な支出を調整することで資産を増やしてきた。

そのためには、自分が不要と思うものには一円たりともお金を出さない。その代わり、自分が必要と思ったものにはお金を惜しまない。

ということです。

 

「不要と思うものにはお金を出さない」「無駄な保険を解約する」「仕事帰りになんとなくコンビニで買う」等を減らすのは重要だというのに異論はありませんが…

この手の記事でいつも思う「自分が必要と思ったものにお金を惜しまない」。これって本当でしょうかね。

 

なんでもかんでも我慢、我慢では息がつまり、長く続かないというのは、自分の経験からも間違いないと思います。

ただ浪費する人ってたぶん、自分の支出を無駄だと思ってないと思うんですよね。

 

「旅行に行きたいから旅行に行く」

「これが欲しいから買う」

「これが食べたいから買う」

これを繰り返してたら絶対にお金貯まらないと思いますが、本人的には大満足で、何一つ無駄だと思ってないことでしょう。

 

Twitterを見ていると「今の給料じゃ旅行にも行けない。車も買えない。外食も出来ない。もっと若者の給料上げろ」という人が結構いまして、まあ間違いじゃないと思うのですが、それ全部出来る若者なんかいつの時代にもいないよ…と、心の中でそっとつぶやいてしまいます。

これらの支出候補の中で何が一番自分にとって大事か、それのためにどれを我慢するか、が重要なのですが…

 

記事としては読み手にウケる内容にしなくてはならないから、一発で巨万の富を得た系か、こういう、我慢しなくても大丈夫系かになってしまうのでしょう。

けど本当は「自分の収入と目標の資産額を考えて、余った金でやりたいことをやれ。それで出来ない分は(やりたいことであっても)我慢しろ」と言うべきじゃないでしょうか。