カスタマイズの自由が戻ってきた
今まで私は、パソコン(OS)の操作や見た目などのカスタマイズをほとんど行ってきませんでした。
それよりも遥かに以前は頻繁にカスタマイズや環境設定を行っていたのですが、仕事を始めてから、それでは困ることがあったからです。
以前の仕事は、一応プログラマの端くれと言っていい仕事をしていました。
産業用機器を制御するソフト等を作成していたわけですが、納品後のアフターメンテも自分で担当することになります。
お客様から操作手順などについて問い合わせがあったとき、納品したPCと環境が違うと、回答に戸惑うことが多かったからです。
「ソフトの説明なのに?」と思われるかもしれませんが、この『操作手順』にはPCの操作も含まれます。お客様はPCに明るいとは言い切れない(むしろ初めてPCを触ったという人も珍しくない)のです。
日本語の入力の仕方が分からないなんて当たり前。ごくごく最近(辞める数年前)くらいにはさすがに少なくなりましたが、電源の入れ方、切り方からして説明しなければならないこともあったのです。
そんな人に説明するためには手順を一つ一つ追わなければなりません。さすがに全部を記憶しておくことは難しかったので、仕事で使うPCはもちろん、家のPCも出来るだけ素の状態を維持し、自分で同じ操作をしながら説明していたわけです。
そんなわけで、少々使いにくく感じていても未だにデフォルト設定を維持していたのですが、よく考えたらもう誰かに説明する必要なんかないんですよね。
もうどれだけ好き勝手にカスタマイズしても、それで困ることはないんですよね。
ということに、この3連休の間に気が付きました。
もう自分が使いやすいようにカスタマイズしていいんだ。自分が使いにくいと思うところはどんどん設定を変更していっていいんだ。
そう思って、暑くて外出もままならないなか、PCのカスタマイズに精を出していました。
まああんまりやりすぎると、PCを買い替えた時なんかに苦労するんですけどね。