先日の妹夫婦との食事の後で、ふと自分が食べたものを考えながら思いました。
「安いメニューを頼んでもなんとも思わなくなったな」と。
それまではなんとなく最安値のメニューは避けて、むしろちょっと高い目より?なメニューを選んでオーダーしていました。
誰かの目があると特にそうですが、一人で食事をするときでも例えば
丸亀製麺に入ってかけうどんだけ注文するとか、
吉野家で牛丼並盛りだけ食べて店を出るとか、
そういうことするとなんか「うわっケチ臭い客…」と思われているようで気が引けていたのですが、最近はそういう思い込みも薄れてきました。
たぶん最廉価メニューというのは客に見せるだけのもので、店としては本当はオーダーしてほしくないものですよね。詳しくは知りませんが。
そういう思い込みもあって、余計に注文をためらっていたのかもしれません。
あと、限定メニューというのにも弱くて、特に好きなものでなくても「期間限定!」とか「夏だけ!」とか言われるとついついオーダーしてしまっていたのですが、そういうのも、先日は全く感じませんでしたね。
自分で言うのも何ですが、食べたいものだけを食べてスマートに店を出てきました。
ファミレスなので気取っていうものでもありませんが。
期間限定メニューって高いですよね。そして店はそれらを強力にプッシュしてきます。そりゃあ店としては客単価を上げたいわけだから当然ですが。
けどだからって所詮はファミレスの味なわけで…
今回は上手くファミレス側の策略にはまらずに済みました。
話はすっかり変わりますが、過去一度だけ、京都 貴船の納涼床で一人前15,000円の食事をしたことがあるのですが、これは忘れられない味になりました。
すぐ足の下を水が流れていく川床はとても涼しくて、情緒に富んだ光景で、しかも出される料理も何を食べても美味しく、非常に満ち足りた時間を過ごせました。
しかしお代の支払いの時に少し手が慄えたのを覚えています(笑)
なんか、時には人生においてこういう贅沢も必要なのかなぁと思った瞬間でした。
けど贅沢の味に慣れてしまうとお金がたまらなくなるので、やっぱり一生のうちに数えるほどでいいです。