耐久消費財

通勤に使っている車は、燃費計測のためにいつもトリップメーターを表示しています。

先日、何の気もなくオドメーター表示に切り替えてみたところ、走行距離が8万kmに差し掛かる直前でした。

最近、車体の揺れ方によってはプラスチックの内装がカタカタ音を立てるようになってきて、「ダイハツの車(販売はトヨタですが、製造はダイハツ)って劣化が早いのかなぁ」とかボヤいてたのですが…実はもうこんなに走ってたのですね。そりゃあ仕方ないですね、これなら。

 

車の寿命は「10年10万km」と、一般的に言われます。実際のところ、10年(或いは10万km)程度で壊れる車なんか、特に国産車ならまず無いでしょうが、これを越えると修理箇所も徐々に増えてきて、下取り額も低下し始めるので、人によっては乗り換えを検討しだすようです。

私の車は今年の5月で丸6年目。年数的にはまだまだですが、走行距離が少し多い過走行車です。これまた下取り額が下がる原因になります。

 

ま、買い替えないなら気にする必要はないんですけどね!

 

内装の立て付けが少し怪しいところも出てきましたが、エンジンは調子よく、外装の塗装も別段傷んでいません。

急加速や急減速をしない燃費運転はエンジンへの負担も少ないと思うので、長持ちにつながるのではないかと思っています。

メーカーは嫌がるかもしれませんが、出来れば14〜15年くらいは乗りたいものです。

 

 

車はこんな感じですが、先日購入したばかりのCROSS CUBはどうでしょうか。

エンジンオイルの代わりにサラダオイルでも走ったとか、耐久試験をしたら測定機のほうが先に壊れたとか、水没したスーパーカブを引き上げてエンジンをかけたら動いたとか、都市伝説のような逸話に事欠かないスーパーカブシリーズですが、現実に高い耐久性能を記しているのは古い50ccであったり、70ccや90ccのエンジンです。

 

110ccは2009年に登場したばかりの真新しいエンジン。そのため、「まだまだ分からない」のが本当のところかもしれません。

無論、数々の実績を残してきた歴代エンジンの技術を受け継ぎ、更に11年に渡り改良を繰り返されてきたエンジンですので、きっとこれも高い信頼性を示してくれると信じています。

 

一般的にバイクや原付は車ほど長く乗れると思われていないですが、構造が単純であるため、正しくメンテナンスをすれば何十年と乗り続ける人もいます。

その中でも、特に堅牢性に定評のあるカブシリーズなのですから、可能ならば、体力が衰えてバイクに乗れなくなるその日まで乗り続けてみたいものです。