(唐突に)クロスカブ110を買って良かった点と悪かった点を上げてみる
今私は愛用しているホンダ クロスカブ110を購入して1年半弱というこの中途半端な時期に、実際のところどう思っているかというものを唐突に綴ってみようと思います。
まずクロスカブ110の良い点。
まず車体が軽い。
タイヤ径が大きいので凸凹の多い道でも比較的走りやすい。
遠心クラッチ故にエンストがないので、難しい路面状況でも発進が楽。
それでいてスクーターと違い、ギヤをニュートラルに入れられて、脚ペダルでブレーキを効かせられる。
軽いということは取り回しが楽ということです。
行き止まりの林道などで、バイクを降りて無理やり向きを変えるのも難なく出来ます。
車体が軽いことと、タイヤ径が大きいことで、林道や荒れた細道にでも気軽に入っていけます。
あとは若干マニアックですが…
例えば常時ブレーキを効かせておかないとずり落ちてしまうような急坂で、しかも足元が悪くて正常な体勢を維持できない状態でも、微妙なクラッチ操作が不要なために発進が非常に楽です。
…まあこんなシチュエーション、細い山道にでも入っていかないとありえないと思いますが。
ギヤをニュートラルに入れておけると、万が一スロットルを回してしまっても勝手に走り出してしまうこともありません。エンジンをかけたまま、ちょっと取り回しをするときなどに安心です。
あと、スクーターだとブレーキは自転車と同じく手でかけるものしかないので、坂道で停車すると手が離せなくなります。
けど脚ペダルで後輪ブレーキをかけられる(一般的なMT車も同じ)ため、手が空きます。ペットボトルを取り出して水を飲んだりも出来ます。
では悪い点。
ツーリング中、信号待ちなどで隣に中型以上のバイクに並ばれた時でしょうかね…元々は250ccくらいに乗りたかったので、ちょっとだけ引け目を感じてしまいます。
スーパーカブよりはカジュアルに設計されていますが、それでも「趣味のバイク」というよりは「実用車」な雰囲気が残っているのも若干マイナスです。
ただ中型以上だと気軽に林道や荒れた細道に入っていくことは難しいでしょう。
例えば少し前に大騒ぎしたGB350。あれでうっかり林道に入ってしまったら…それも急坂の途中で、道の片側は切り立った崖。もう片方は谷底。そんなところで車体の向きを変えることになったら…多分絶望してしまいます。
というか、そんなところに入っていくためのバイクじゃありません。
オフ車という選択肢もありますが、あれってシートの座り心地が悪いと言われることが多いです。
何より、そこまで本格的にオフロード走行をするつもりもないので、あの本気印のスタイルがちょっとプレッシャーになります(本気のオフ走行は、Youtubeなどで探してみて下さい)
退職後は車代わりに、買い物などにも使い倒そうと思っていますし、やっぱり私にはこれが最適な選択だったのだと思います。
ツーリング中に見かける他のバイクは、目に入れないようにします。
(先週末にまたプチツーリングに出掛けていたのですが、調子に乗って細い道ばかり選んで走っている最中に、不意に悟った内容をまとめてみました)