外れた道

梅雨入りして以降、雨や今にも雨が降りそうな空模様が続き、なかなか遠出が出来ないでいます。

せっかく買ったクロスカブの走行距離は未だ1,000kmにも届かず。それでも荷台に箱が積めるおかげで用事や買い物に便利に使用し、天気が持ちそうな時は2時間〜半日程度、近所の山道を走り回っています。

何やかやで、車のガソリン消費削減にも一役買っていそうです。

 

 

若い頃は車で山道や林道を走り回っていたと、以前言いました。それは当然4WDのパジェロイオに乗っていたから、敢えてそういう道に突っ込んでいったんだと思っていたのですが、記憶を辿っていくとそれよりも前、ワゴンRに乗っていた頃から変に細い山道を走っていたような記憶がありました。

もうはっきりと覚えてはいませんが、車の幅分しか無いような、田んぼのあぜ道のような道をくねくねと走っていたのを思い出します。おそらく自分一人で、宛もなく走っていたのだと思います…

その後どんなところへ出て、何をして帰ってきたのかは全く覚えていないのですが。

 

更にその昔、まだ少年だった頃、何処を走ったのか記憶にないのですが、自転車を前後輪ともパンクさせてしまい、延々と自転車を押して帰ってきた記憶があります。

前後輪ともパンクするほどですから、よっぽど変な道を走っていたのだと思います。

 

4WD車に乗り出したから、誰も通らないような山道を走りたくなったのだと思っていましたが、どうやら私は生来の、誰も通りたがらない変な道に突っ込みたがる習性があるようです。

おかしいですね、人生においては出来るだけ良いことも悪いこともない、平坦でつまらない道を歩みたいと思っているのに。

 

…いや、40代で早期退職して無職で暮らそうなんて、充分に普通の人が通らない道ですかね。