波乱の東京市場
敏感な方は朝9時にはもう気づいていたのでしょうね。私は昼まで気づきませんでした。
東京証券取引所のトラブルによる取引停止の件です。
昼休憩、いつものように株価やREIT指数のチェックをしようとしたら、朝からずーっと横棒一本の全く折れていない折れ線グラフ。
さすがにこれはおかしいと思ってニュースサイトを確認したら、案の定システム障害の影響で終日取引停止となっていました。
実に14年9ヶ月ぶりだそうですね。そんなに長い間、止まること無く稼働していたとは驚きです。
原因は記録メディアのメモリ破損ということらしいですが、この場合メモリって、一時メモリのことなんでしょうか?それともSSDでしょうか?
何れにせよ、通常なら故障検知で自動的にバックアップに切り替わるはずが、切り替わらなかったそうで。
故障検知の仕組毎壊れてしまったのか、それとも遅延が過大になっただけで故障まで至らなかったのか…システムのことを知らないシロートが何言っても仕方ないですが、ちょっと気になります。
故障原因が分かって、交換が出来るのであれば、明日は普段通り取引が行われるでしょう。
取り外した機材を分析して原因調査を行なうようですが…大変な作業でしょうね。頭が下がります。
ところで、今日はこの影響でREIT指数は全く動きませんでした。この場合基準価額はどうなるのだろうと思っていたのですが…やはり値動きなしなのですね。
私はいくらか有価証券を持っていますが、デイトレーダーではないので頻繁に売り買いはしません。当然当事者でもない、ただの傍観者なので責任もありません。
なので「貴重な体験をした!」くらいの気持ちしかありませんが、やはり世間的には大問題なのですよね。
こういったエンジニアの方も、やっぱりストレスに耐えられなくなって早期退職したくなったりするのでしょうか。