金持ちの真似をしてはいけない

昔の知人と久しぶりに顔を合わせる機会がありまして、色々と話をしていたところ、次のような話題になりました。

知「最近テレビとかでFIREって話題じゃない」

お「そうね」

知「羨ましいけど、俺らみたいな安月給の人間には無理だろうね(笑)」

お「いや、俺もやるけど」

 

最後の一言は、面倒くさいことになりそうなので言いませんでした。さすがに。

 

この知人、私と違って嫁も子もいて人並みの幸せを築いていますが、車は小型車を乗り継いていたりと、それほど贅沢をしているわけではありません。

唯一違うところは、飲み歩きがとっても好きということです。しかも友人と一緒にワイワイやるのが好きらしくて、若い頃はしょっちゅう、誰それと何処の店に行っただの何だのと言ってました。

まあ頻度の差こそあれ、今もあまり変わっていないようです。

 

ただその「誰それ」ってのが、割と金持ちっぽいんですよね。あくまで話で聞く限りですが。ちょっと給料のいい会社に勤めていたり、実家が小さな会社を経営していたり。

そんな人たちに混ざって、一介の安月給の人間が同じように遊んでたらどうなるか…

「宵越しの金は持たねえ」まではいきませんが、小遣いで結構苦労をしていたようです。

それでも家計をやりくりしていくらか貯金もあったようですが、先日奥さんが怪我で入院するはめになり、それも無くなってしまったと。

 

…定年まで勤めても10年ちょっとしかないのに、それで大丈夫なのか?

 

金を無心された訳ではないので何も言いませんでしたが、「もうちょっと意識して貯金したら?」と言いたくなりました。というか、もう少しオブラートに包みましたが言ってしまいました。

 

友人を選べとまで言いませんが、遊び方は選んだほうが良いと思います…