忘れたようで、忘れられない「習慣」

曜日感覚が疎くなってきたこの頃ですが、それでも何かの拍子に「明日は週末か」と気がつくと、未だにちょっと嬉しくなります。

つまり今日のことなんですが。

今更週末も平日も関係ない筈なんですが、これが学生以来、長年に渡って染み付いた習慣というやつでしょうか。

いや、私が学童や学生だった時代は土曜日は半ドンでした。それでも「午後から休み!」というのは嬉しかったので、同じことでしょう。

 

私の場合は、週一回の飲酒日を土曜日と決めているので、その影響もあるのかもしれません。

仕事を辞めてストレスが減れば、酒も必要なくなるかと思ったのですが、これも長年の習慣が染み付いてしまったようで、そうはいきませんでした。

 

同様に、未だに日曜夜になるとちょっと気持ちが沈みがちになります。何も関係がないはずなんですけども。

土曜日の飲酒で曜日感覚がリセットされるため、否応なく認識してしまうのがツラいです。

こちらの習慣はさっさと忘れたいものですが、これもしつこいです。

 

平日になっても、仕事のことまで思い出すことはありませんが、時々「後輩くん達は今頃どんな仕事してるんだろうなぁ」と考えることはあります。

戻りたいとも寂しいとも思いませんし、仮に連絡を付けてこられると「ゲッ!!」としか思わないでしょうが、なんと言うか、それでも「こんなこと考えてしまうんだなぁ」と思ってしまいます。

なんなんでしょうか、この感覚。思い出はみな美しく見えるものなのか。

いや、今でも上司の顔は見たくないな…

 

意外と心境というものは劇的に変わることはなく、習慣化した記憶の中で少しずつしか変化していかないものだと知った、退職一ヶ月でした。