厚労相の飲酒ガイドライン。つまり飲むなってこと?

年の瀬も迫り、何かと飲酒の機会が増える季節となりましたが、なにやら厚生労働省が「飲酒ガイドライン」なるものを作ったそうです。

 

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なんでも、飲酒量を「純アルコール量」で把握するのが大事だということ。

純アルコール量は「飲む量(ml)×度数×0.8」で求められるとのことで、1日あたりの純アルコール量が、男性の場合は40(単位はグラム)、女性の場合は20gを越えると生活習慣病のリスクが高まるので、それ以内に収めるのが望ましいとのことです。

また、体質によってはさらに減らす必要があるとのこと。

 

では純アルコール量20gとは具体的にどのくらいなのかというと、500mlの缶ビール1本に相当するとのことで…

これは(私を含め)酒飲みには厳しい数値ですね。まだ酔う前じゃないですか。というか酔っ払った時点でアウトということでしょうか。

 

これを突きつけられて納得できる酒飲みは(私を含めて)いないとは思いますが、まあ、健康を最優先で考えた場合、そうなんでしょう。

(精神的な事は分かりませんが)身体には負担しか無さそうというのは、この歳になってちょっと感じてきました。

ただ先日言った「MPを回復するにはHPを消費するしかない」が真だとすれば、これも致し方ない所業…はい、完全に言い訳です。

ただ値上がりが続くご時世、これを盾に家族の方から「『節約』と健康のためにも禁酒してよ」と言われると、世のお父さんがたは無下にできない自体となりそうです。

 

 

ここから先はただの妄想の話ですが…

タバコが箱に色々と注意書きを書くことを義務付けられ、喫煙場所も制限される世の中になってきました。

国によっては客から見えるような場所に展示販売しないよう義務付けられているところもあるそうです。

 

今のところ酒類は表示や販売に制限は架せられていませんが、WHOを先頭に禁酒を推し進めたい風潮を感じます。

やがて酒も、酒瓶や缶に長々とした注意書きを書かされる日が来るのでしょう。

そして販売も徐々に制限され、何十年、あるいは100年後くらいには、タバコ共々、禁止薬物として製造、販売が禁止される時代がくるかもしれません。

 

陰謀論ではなく、単に可能性の一つの話です。

健康被害やそれにかかる医療費を「負担」として考えるなら、高確率で健康を阻害する要因は、国としては取り除きたい筈です。

ましてや財政状況が厳しいのならなおのこと。

 

どこかで反発を喰らって行き詰まる可能性もありますが、当面の未来は、全世界的に、「健康で健やかな生活」のために、あらゆる危険因子を減らしていく時代となるかもしれません。