大容量バッテリーは結果として長寿命になるのか
落としたとかどこかにぶつけたというような物理的破損以外で、スマホが一番故障しやすい場所というのはどこでしょうか。
個人的な見解なのですが、バッテリーではないかと思います。
過去に使用していたスマホでも、バッテリーが膨らんできたので使うのをやめたとか、バッテリーの持続時間がほとんどゼロになってしまって使えなくなったというのが多いです。
スマホに多く使われているリチウムイオン電池はおおよそ寿命があります。
一般的には500回充放電を繰り返すと寿命とされています。
最近は長寿命化が図られているバッテリーもありますが、どんなスマホでも採用されているわけでもありません。
500回というと、もし毎日充放電を繰り返せば500日。2年持たない計算になります。
冷静に考えるとそんなに短いの?と思えてきます。
そんなバッテリー寿命ですが、「バッテリー寿命=スマホの寿命」と考えると、充電回数を減らせば寿命が伸びるのは間違いないと思います。
ただもともとバッテリー容量が小さく、頻繁に充電を繰り返さなければならないスマホだと、「出来るだけスマホを使わない」くらいしか方法がありません。
特にバッテリー消費の激しいゲームや動画撮影は控えるとか。
となると、「大容量バッテリーを搭載しているスマホ=長寿命」だと考えることは出来ないでしょうか。
一回充電すれば2〜3日バッテリーが持つスマホなら充電回数は1/2とか1/3に減らせます。
500回充放電としても、単純計算で1,000〜1,500日持つわけです。
1,500日とするなら4年強。これだけ持てば大抵の人は満足では?
実際のところ「大容量=長寿命」という単純な式が成り立つのかどうか、私も経験がありません。
今使っているPixel5aが、私の使い方だと3〜4日に1回くらいの充電でイケているので、これで検証できないかと考えています。
もしそのとおりなら、端末が少々高くても買い替え回数を減らせられるので、結果的にはお得になるかもしれません。
ただ以前使っていたNexus5Xが、他の要因で2年程度で壊れてしまったので、別の心配もあるのですが…