どっちにしろ、私はやらないと思うけども

先日記事にしましたスポーツ賭博解禁の件ですが、どうやら推進派の議員が勝手に盛り上がっていただけで、具体的に検討されていたわけではないようです。

なので現時点では、是非を含めて議論を煮詰めていく可能性はあまりないかもしれません。

ただ個人的には、外貨獲得の機会を増やす意味で、IR計画同様に積極的に議論を重ねて言ってほしいと思います。

 

日本は資源国ではありません。

技術立国と言われていましたが、それも中国を始め色んな国から猛追を受け・・・というか、特定の分野においては既に抜かれている可能性すらあります。

まあ日本も戦後、欧米の企業が独占していたシェアを毟り取っていったわけですから、いずれ他国企業に同じようにやられてしまうのは仕方ないことかもしれませんが。

そんなこともあるので、産業技術以外にも外貨を獲得するための方法を、二手も三手も考えておく必要があると思います。

そのための一つに賭博を解禁しても良いのではと、私は思うのです。

 

宝くじも同じですが、賭博は100%胴元が儲かる仕組みなので、賭け事をする人が増えれば増えるほど金が集まります。

外国人観光客にも解禁すれば、外貨獲得の機会が一つ増えます。

 

ただ賭博は胴元が100%儲かるということは、遊ぶ側の人間は100%損するわけです。たまに大儲けする人がいますが、そっちのほうがイレギュラーです。

解禁しておいて、賭博破産とか賭博中毒になる人を量産するわけにはいかないので、適当に楽しんで、適当に負けてもらえる仕組みを考えなければならないとは思います。

 

 

以下、完全に個人の妄想レベルのお話しです。

私は(自分に勝負運がないのを知ってるので)賭け事をしないので、こんな形で解禁して面白いのかどうか分かりません。

けどこういう形にすれば、破産や中毒で苦しむ人が少なくて済むのでは・・・?と、思って書いてみました。

 

まずIRを始めとする大型賭博施設については、ビンボーな一般客が立ち入りにくい仕組みにするべきだと思います。例えばフォーマルなドレスコードを決めるとか…

悪い言い方ですが、パチンコに毎日入り浸っているような人が近寄りがたい高尚な雰囲気にしてしまうのが、一番の対策ではないかと思います。

こういう施設では掛け金も大きくして、負ける額も勝てる額も大きくすれば、スリルを楽しみたいセレブもご満足いただけるのではないでしょうか。

 

では我々ビンボー人は賭博を楽しむことが許されないのかといいますと…

こっちは一攫千金の夢を見られないよう、うんと掛け金を小さくして、しかも1日に掛けられる数を限ってしまう(試合結果等だけが掛けの対象となる)等はどうでしょう。

一日掛け続けてもせいぜい夜に居酒屋で飲み食いする分が儲かるかどうか程度であれば、致命的な問題は出ないのでは…考えが甘いかな?

 

海外のスポーツ賭博では試合結果だけでなく、次のワンプレーがどうなるかを掛けさせるものもあるようです。

こういった類のものはパチンコ同様、冷静になる暇を与えずに次々に掛けさせることになるため、制限したほうが良いと思います(だからこそ胴元はやりたいのでしょうが)

 

 

まあ賭博を実際に解禁するかどうかは別として、結果を決めずに議論を続けてほしいなあとは思います。

結論ありきなら議論する必要はないし、議論する前から選択肢を狭める必要もないですし。