名画に学ぶ仕事の教訓
毎日のようにYoutubeを視聴しているのですが、おすすめの中に次のような動画が紹介されてきました。
普段西洋美術なんて興味もないのになぜ?
てか、ツーリングとキャンピングとゲームのスーパープレイ動画くらいしか見てないのに、何の関連性からこれが…
登場してきた理由は謎ですが、『山田五郎』という人物はテレビ東京の『出没!アド街ック天国」等で知っています。
あとタイトルのクダけた雰囲気に興味を引かれてちょっと見てみました。
内容は、タイトルにもなっている『グランド・オダリスク』という絵画のヘンな点について山田五郎氏とこのチャンネルの企画者であるらしい『ワダさん(23)』との対話形式で進んでいきます。
絵のことは見たことがある程度でしかありませんでしたが、終始笑わせてもらったり、感心させてもらったりしながら最後まで見てしまいました。
というか、他の動画も面白そうだったのでチャンネル登録してしまいました。
で、動画の紹介をしたくてこの記事を書いたわけではありません。
動画の中で語られていた『ドミニク・アングルに学ぶ教訓』に非常に感銘をうけてしまったのです。
動画の中で、次のように紹介されてます。
- 『評価は地位についてくる』(28:53頃)
そうか、私は順番が逆だったんだ。
現役時代、評価されるために、一人部署になってもムリな日程で海外出張を入れられても頑張ってきました。
一旦は出世の足がかりを手にしながら人事制度更新で無かったことにされ、一時期は確かにクサりましたが、ここで頑張れば再評価してくれるかもしれないと思っていました。
けど、現実は違ったんだ。
仕事なんかより『まず偉くなる』ことを考えるべきだったんだ。
そして偉くなりさえすれば、普通の仕事だけしてても評価されるし、意見も通りやすくなったんだ。
『頑張りに評価が付いてくる』と勘違いしてしまったのが私の失敗だったんだ。
…ホントかよ、報われなさすぎる。。。
もう一つの教訓、『一度外に出ると出世しにくくなる(27:39~28:20頃)』も重いですね。
山田五郎氏の言っているとおりだとすれば、先日記事にした件も、昔と変わったのは『嫌なことを「嫌」という社員が増えた』だけなんですね。
出世コースからは外れる、自分が育てた部下も居なくなる、その上慣れない海外生活で苦労ばかり増えるとなれば、行きたがらなくて当然です。
けど会社の無茶な命令に従い、出世も諦めて、それでも技術習得に頑張った無名のエンジニアたちのおかげで、今の(今までの)日本があるわけなんですね。
そしてそんなエンジニアを使い捨てにしてきた結果が、今の(これからの)日本なんですね…